2019年、デヴォン・ハワードをツアーディレクターに招いて生まれ変わったWSLのロングボードツアーに数年ぶりにカムバックを果たした2xロングボードチャンピオンのケリア・モニーツ。
ロングボーダーの聖地、オーストラリア・ヌーサで開催された初戦6,000『Noosa Longboard Open』の開幕前にはWSLからのインタビューにも答え、カムバックのきっかけ、CT入りを果たした弟のセス・モニーツや兄弟の影響、目標などを話していた。
そんなケリアが2015年4月に一度だけアップしていた自身のYouTubeチャンネルを更新。
モノクロの映像から始まるこの動画はコンテストの前から滞在していたヌーサでのライディングがメイン。
水着姿でロングボードをワックスアップした後、ヌーサの代表的なブレイク、ファーストポイントへパドルアウトするケリア。
ロングボーダーにとって夢のようなコンディション、グーフィーフッターの彼女にとってバックサイドとなるこのブレイクでクロスステップからのハングファイブ、ハングテンと華麗なフットワークを披露。
ツアー復帰に向けてホノルルのダーリン・ヤップの戦術トレーニングを始めたというケリアの均整の取れたボディ。
決して崩れないバランス、安定感はセスの姉としての貫録すら感じるし、なによりもスタイリッシュだ。
残念ながらヌーサで良い結果を得られなかったが、シーズン中のどこかでケリアらしい勝ち方を見せてくれるだろう。
(黒本人志)