Photo: snowy

2019年CT開幕戦、イタロ・フェレイラとキャロライン・マークスが優勝。

F+(エフプラス)

終わった~。いや~、時差がそんなにないとはいえ、4泊6日のパッケージツアーじゃないんだからさ、着いた翌日からぎっちり詰められてもね、蕁麻疹出ちゃうわよ。かゆいかゆい。

う~ん、ライブ見ていた皆さんはどう思いました? 実際のところ、カリッサ、コロヘじゃなかったですか?? 私意見合わなかったなぁ、ジャッジと。

キャロライン・マークス Photo: WSL / Kelly Cestari

17歳、キャロライン・マークスは昨年からちょっとオーバースコアだな、とは思っていた。似たようなターンの繰り返しで、バラエティ・オブ・マニューバーとか、革新的マニューバーとかとは遠いところにいるので、エクセレント連発みたいなことはないはずなんだけど、出ちゃうんだよね。素朴な疑問として、どこがそんなに好きなんですか? ジャッジのみなさま、という感じなんですよね。パワフルなバックハンダーであることは確か。あのパワーは今までの女子バックハンダーにはなかったところだと思う。でも変化に欠けない? つっか、少なくともファイナルの7点台のやつ? あれはないわぁ。1発目はいいとして、次は合わせただけだもの。多分音なし、ポイントアナウンスなしで見てたら、ふっつ~にカリッサ優勝じゃん、って思っただろうな。

イタロ・フェレイラ Photo: WSL
コロヘ・アンディーノ Photo: WSL / Kelly Cestari

メンズも同様、イタロのラストライド。6点は確定だけど、7点はないと思うんだよね。恐ろしくスムーズだったけど、ギリギリ足りないかな、って感じに思ったのは私だけではないはず。イタロのエアーのほかと違うところは、ローテーションの回転が超速いこと。クリクリクリって高速で回っちゃうから2回転してそうに見えるぐらい(笑)。ま、そのスピードに7点? それでも、いやぁ、7点はないわぁ。コロヘかわいそう。

男女とも結果が私の見立てと逆ということは、私のジャッジスケールを直さなくちゃいけないってことなんだ、とは思うものの、じゃ、今年から見た目派手だったらいいの? みたいな。

Photo: snowy

本命だったガブはジョーディとのヒートで全く波とリズムが合わす、どうしちゃったんだろうって感じ。調子のアップダウンのコントロールをどうするか。ジョンジョンは波のないヒートを地道にコツコツポイント重ねてたけど、同じく地道に勝ち上がっていた冷静なコロヘにやられた。今シーズン新しいコロヘ登場な感じ。沈着冷静、壊れないコロヘ。ジョンジョンはどうやら勝ちにこだわるシーズンで、真面目にV3狙う気が見える。

ジョン・ジョン・フローレンス Photo: WSL / Kelly Cestari

まぁ、こんなQS的な波もそうないだろうから、ベルズではまた違ったことになるんだろうけど。イタロ・フェレイラ、レッドブルエアボーンでも本戦のクイックシルバープロでも優勝。1週間で荒稼ぎ。

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。