南アフリカ「J-bay」でのCT第6戦『Corona Open J-Bay』開幕直前に引退を表明したパーコことジョエル・パーキンソン。
長年のライバルだったケリー・スレーターが自身のInstagramで引退へのメッセージ。
(自身もイベント開催中に来年一杯での引退を発表)
世代交代の波が押し寄せているワールドツアー。
ジョン・ジョン、ガブリエルなど新しいスターが活躍する一方、ケリーやパーコの全盛期を知っているツアーのファンは寂しさを感じるのも確か…。
ケリーやパーコの名勝負と言えば、2013年の開幕戦。
ゴールドコースト、トロピカルサイクロンの影響で巨大なウネリが入り、会場はスナッパーロックスからキラへ移動。
ファイナルはケリーvsパーコのパーフェクトなバレル合戦となり、パーコが最後に逆転に十分なバレルに入ったところをプライオリティを持っていたケリーが強引にドロップイン。
パーコが中指を立てて潰され、優勝はケリーの手に。
ちなみにコンテストはQFを戦うベスト8が決定。
新しいスターの一人、五十嵐カノアも勝ち上がっている。
素晴らしいキャリア、おめでとう。
私達にスムースなカービングのやり方を示してくれたよね。
1999年の「J-bay」は私がツアーから離れている時で、「Billabong Pro」のワイルドカードは持っていなかった。
イベントの前夜、私がサーフィンをしたいと知ったジョエルは自分のワイルドカードを提供するよと提案したんだ。
ジョエルのことは常にリスペクトしている。
彼は人としての振る舞いを教えてくれたんだ。
そのことは一生忘れないし、感謝しているよ。
彼は18歳にしてイベントで勝ち続けた。
ジョエルの長年に渡る成功、彼の素晴らしい家族にもお祝いしたい。
このロングウォールの波で最高に優雅なサーフィンをする一人。
「J-bay」での最後のイベントを観戦出来て本当に良かった。
引退前のラストヒートや、二人で一緒にヒートを戦えることを願っている。
CheersParko!
追記
ジョエルの引退宣言を聞いて自分も来年で引退すると述べたのは失礼だった。
そのことについてはお詫びする。
私は過去10年間、何度も引退の言葉を口にしてきた。
今回はジョエルの発表に触発されてしまったんだ。
決してジョエルの引退宣言を邪魔しようと意図的に発言したわけじゃないよ。
(空海)