マウイ島の若き天才ウォーターマン、カイ・レニーがハイドロフォイルサーフィンの可能性を広げ続けている。
ケリー・スレーターのウェイブプール、「サーフ・ランチ」で初のライディングを披露、ケリーとのシェアライドもしたと思えば、マウイ島とモロカイ島を結ぶ27マイル(約43km)のレース『Maui 2 Molokai』で新記録を樹立。
そして、更に過酷なオアフ島とモロカイ島を渡る32マイル(約51km)のレース『Molokai 2 Oahu』でも2位に約25分の大差をつける圧倒的な数字でハイドロフォイル部門、総合でも優勝。
過去の『Molokai 2 Oahu』の記録、SUP部門のオーストラリアのトラビス・グラントが持っていた3時間59分52秒を1時間以上も上回る2時間52分58秒の新記録を樹立した。
更にハイドロフォイルサーフィンでは特に難易度が高いエアリアル、それもアーリーウープをメイク。
もはや、ハイドロフォイルサーフィンで彼の右に出る者はいないだろう。
そんなカイが今度はレースやメディアから離れたプライベートで美しい映像を公開。
彼女の@Molly Payneと大海原を空中散歩。
恐らく、今回カイが使用しているボードはウネリが全く無い場所でも進むことが可能なモーター付き。
笑顔で気持ち良さそうにクルージングする二人。
まるでタイタニックの有名なワンシーンのようだ。
(黒本人志)