9月10日『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版8.3号』発売!

『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版』の最新刊8.3号が9月10日に発売される。

<日本版オリジナルコンテンツ>
Hawaii Set Me on the Road to the “Straight And Narrow”
「ふたつの故郷を持つ藤澤譲二の、ふたつの素顔」

東京オリンピックの翌年、1965年、藤澤譲二15歳のとき、ひとり、ハワイへ旅立った。理由は、藤澤が中学校を卒業できず、また遊び仲間の先輩やハーフの遊び人たちに可愛がられ、ヤクザのお兄さんから“うちの組に入らないか”とリクルートされるほど、本物のワルの世界に足を踏み入れようとする息子に母親が危険を察知したからだった。茅ヶ崎でフリュードパワー・サーフショップを経営する藤澤譲二の知られざる素顔。
文:森下茂男

Mixed Results「混沌としたリザルト」
IPSからはじまり、ASP、WSLへと組織改革をおこない、ウェーブプールなどの新しい形態のプロサーフィンのコンテストを模索し、そしてコンテストの放送権利など新たな資金獲得をめざすプロフェッショナル・サーフィンの現状と問題点、将来の展望を舌鋒鋭くブラッド・メレキアンがきる。
文:ブラッド・メレキアン
イラスト:ニシャント・チョクシ

THE CORAL CROWN OF INDIA「珊瑚礁の王冠」
南インド、ラキシャドウィープ諸島の旅。
南インドの港町コチのラッシュアワーはカオスだ。数千のリキシャ・ドライバー、乗客でごった返すバス、オートバイにまたがる人々が蒸し暑い幹線道路になだれ込んでくる。それだけでなく道路には噴火口のような穴や道を渡る牛が待ち受けていて、彼らの行く手を阻み、渋滞に拍車をかける。悲鳴をあげるブレーキ、オーバーヒートしたバスは蒸気を吹き上げ、ありとあらゆる警笛音がこの大通りに鳴り響いていた。
文:ベン・ウェイランド
写真:クリス・バーカード

HOUSE OF SAND & MUD「砂と泥の家」
カリフォルニア最古の住宅と、そこに根づくサーフカルチャー。
文:キンボール・テイラー
写真:アート・ブルーワー

A Hippie in our Midst「紛れ込んだヒッピー」
コミューン育ちのルーツと⾁体感覚に導かれ、アルリック・ユイルはサーフボードを削り、彫像をつくりあげる。
⽂:ボルトン・コルバーン

The Confirmation of Danny Kwock「ダニー・クオックの堅信礼」
一介のローカルサーファーから業界のビッグネームへと、華々しい転身を遂げた男が迎えたアンチクライマックス。
文:ジョー・ドネリー

Portfolio: ELLI THOR MAGNUSSON「ノルディック・サガ 〜 北欧物語」
アイスランド人フォトグラファーと巡る、スノーストーム、活火山、そして北極サーフ・ハンティング。
文:エリン・スペンス

ほかにも、キンボール・テイラーの文章による「The Schooled Chaos of Jazzピート・スプレイグが見つけたサーフィンと音楽のハーモニー」など、今号のザ・サーファーズ・ジャーナルも話題満載。

全国有名書店、サーフショップ、そしてお得な年間購読等で購入可能。

THE SURFER’S JOURNAL 27.3 (日本版8.3号)

発売日:2018年9月10日
定価:2,052円
詳細:http://surfersjournal.jp/archives/871

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