Adam D’Esposito via Jamie O'Brien's instagram

サンディエゴのビッグウェイブチャージャー「アダム・デスポシト」がメキシコで他界

 つい先日、サーフィン界であるニュースが関心を集めました。その内容は、メキシコで一人のサーファーが2週間近くに渡って行方不明になっているというもの。

行方不明となったのはサンディエゴをホームとするAdam D’Esposito(アダム・デスポシト 39歳)で、ケリー・スレーターなどがSNSで目撃情報を求める事態となっていました。

しかし、事態は最悪な結末を迎えることに。
情報拡散から間もない9月26日、アダムの遺体を確認したとアダムの家族であるブリアナがSNSで発表。

ブリアナがメキシコ当局から受けた報告によると、当局がアダムの遺体を発見して、バハカリフォルニアのロサリトにある遺体安置所へと運び込まれたのは9月9日とのこと。

死因は溺死とのことでした。ただし、当局の回答には疑問な点が多く、家族としては素直に納得はできない状況だとか。

アダムはサーファーポール(現サーファーアワード)のワイプアウト部門にノミネートされるほど、過去にチョープーでヘビーワイプアウトをしながらもサバイブしたほど強靭なスイマーでありサーファーであるためです。

なのですが、アダムは故アンディ・アイアンズと同じく双極性障害という心の病気を患っていて、行方不明となったのはその病気が要因であることは明らかであるとの見解も家族は示しています。

そのため、死に至った理由が病気によるものなのか、当局が発表した溺死によるものか、はたまた何らかの事件に巻き込まれたものなのか釈然としないのが現状のようです。

今回の件について、ジェイミー・オブライエンなどがアダムへの追悼コメントをSNSに寄せています。

ビッグウェイブシーンにおいて39歳はまだまだ若く、残された家族のことを考えるとやり切れません。ご冥福をお祈りします。

参照記事:Missing Carlsbad surfer found dead in Mexico

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