現地時間2月4日、全米がお祭り騒ぎになる「スーパーボウルサンデー」に迎えたQS3,000『Volcom Pipe Pro』のファイナルデイ。
前日に入った巨大な西〜北西ウネリが落ち着き、今冬の中でもトップクラスに入るような素晴らしいコンディションでR5からファイナルまで進行。
オルタネイト(補欠)でR4から出場、ラウンドアップを決めていた大野修聖、脇田貴之の両者はR5で敗退。
ハイスコア続出の中、ファイナリストに選ばれたのは2010年のファーストイベントの勝者、JOBことジェイミー・オブライエン(HAW)、ジョシュア・モニーツ(HAW)、カム・リチャーズ(USA)、ウェスレー・ダンタス(BRA)の4名。
まずはJOBがパイプラインで7ポイントをスコアして主導権を握ったが、モニーツ兄弟の三男ジョシュアが逆転。
後半、JOBがバイプラインでダブルバレル。このライディングにイベント4つめのパーフェクト10がコールされ、大逆転。
残り時間僅か、JOBの2度目の優勝が濃厚になったものの、最後の最後にジョシュアがパイプラインでディープなバレルをメイク。
ファイナル2本目の8ポイント台をマークして再逆転。
全てビーチに集まったモニーツ一家の大歓声、ジョシュアが『Volcom Pipe Pro』初優勝を決めた。
『Volcom Pipe Pro』
1位 ジョシュア・モニーツ(HAW)
2位 ジェイミー・オブライエン(HAW)
3位 ウェスレー・ダンタス(BRA)
4位 カム・リチャーズ(USA)