アラフォーサーファーなら誰でも知っているであろうモーメンタム世代。
ケリー・スレーター、ロブ・マチャド、ロス・ウィリアムス、パット・オコーネル、テイラー・スティール、テイラー・ノックス、ベンジ・ウェザリー、カラニ・ロブ、シェーン・ドリアンなど1990年代のサーフィン界、一世を風靡したサーファー達の26年後の顔をサンディエゴ出身の写真家、トッド・グラッサーがモノクロで撮影して自身のInstagramにポストしたことが少し前に話題になったが、実はこれはビッグプロジェクトの前振りであり、毎年春(今年は4月18日〜29日)にニューヨークで開催される「トライベッカ映画祭」に彼らのドキュメンタリー映画『Momentum Generation』が公開されるというニュースが入った。
監督はサッカー界の神様、ブラジルのペレのドキュメンタリー映画を手がけたジェフ&マイケルのジンバリスト兄弟(@zimbalistbros)
この『Momentum Generation』は、「ワールドタイトルを獲得し、1990年以降の世界のサーフィンカルチャーを変えたアスリートの台頭を追った映画だそうだ。
事実は小説よりも奇なり
この映画は「モーメンタム」が撮影される前、彼らの出会いのエピソードから始まる。
ベンジ・ウェザリーの両親が離婚、母親がバケーションで行ったハワイを気に入り、ノースショアに移住。
それはサーフィンを目的としていなく、パイプラインとワイメア、サンセットの近くだったことさえも知らなかったそうだ。
彼らがまだ仲良くなる前、お互いが各地域のアマチュアイベントで活躍していることは知っていたため、まずはハワイのロス・ウィリアムスとシェーン・ドリアンの二人がノースショアのベンジの家に遊びに行くようになった。
そこにケリー・スレーター、テイラー・ノックスなどが集まるようになり、あのグループが誕生したそうだ。
「同じ目標を持ち、謙虚で能力がある人々がグループにいれば、あなたは何でも達成することが出来るだろう」
ベンジ・ウェザリー
「トライベッカ映画祭」はまだ始まったばかり。
これからSNSなどでこの『Momentum Generation』の感想や批評などが出てくることだろう。
参照記事 Robert Redford-Produced Surfer Doc to Premiere at Tribeca Film Festival
(黒本人志)