Ref:TSJJ9-2

旅にいくならどの2本?世界有名シェーパーが選ぶクイーバー、他。(TSJJ9.2号の読みどころ②)

『写真集だと思うと、お買い得だよね』先日そんなお言葉を読者の方からいただきました。
さて、今号は写真だけでなく文章もイケてます。サーフィンをもっと探求したいと考えているサーファーが多いからでしょうか、サーフィン界は意外(失礼)と読書家が多いですね。「読んでるよ」と声をかけていただくことが最近増えました。ジャーナル日本版編集部を代表してお礼申し上げます。さて、まずはサーファー誌元編集長ドリューカンピオンがライターとして登場です。ドリュー氏が書いたのはデイビッド・ダーリングの写真集。すでに『読みどころその一』でご紹介しましたが、この文章がまた良い。カウチにでも腰掛けてじっくりお読みください。

blank
Ref:TSJJ9-2

The Club Racket:ウィンディアンシー・サーフクラブ設立顛末記

ウィンディアンシー・サーフクラブといえば、おそらく世界で一番有名なサーフクラブかもしれない。そのクラブ員を挙げると、頭に思い浮かぶのがブッチバンアーツダレンにパットカレンでしょう、カール・エクストローム、タバルアのマネージャーのジョン・ロースマン、そしてジョエル・チューダーもそうだ、まだまだ一杯います。もちろんみんな不良です。笑。
そのクラブが創立された顛末をマイク・ヒンソンが書きました。となるとマイクさんがファウンダーとなるんだな。みじかいエッセイですが、いかにもサーファーという感じです。

Nu Rythmo:裸のリズム

音楽が好きで、アフリカが好きで、サーフィンも大好きならこの記事がおすすめです。西アフリカのポイントブレイクが記事で公開されています。い〜波です。超ファンつーか、河口の波みたいでサンドボトムかな。文章が良い。翻訳は?どうかな〜とりあえず上記の映像をご覧ください、それから文章読んでもいいかも?その逆もあり。
マイケル・フェブラリーかっこいいです。試合より生き生きしてますね。フリーサーファーで行ってください。スタイルは今のコンペでは評価されません。マイケルは南アフリカのデザイナーの家庭に育ったとか、それゆえかセンスの良さは納得です。文章はサム・スミスというプロのライター、文体が小気味の好いリズム感に満ち溢れ、一気に読破できちゃいます。いわゆるサーファーズジャーナルらしい記事かな。Nu Rythmo の動画はぜひご覧ください。

blank
Ref: TSJJ9-2

Soundings:The Two-Board Quiver:それぞれの意見

世界の有名シェーパーのなかから新旧織り交ぜて鬼才を選んだ。そんな感じですかね。テーマはシェーパーが選んだ『2本のクイバー』。旅にいくならどの2本?的な、しばりの無いお題目です。カノア五十嵐のボードをシェープしてるマルシオ・ゾウビも登場しますよ。ラテン系のシェーパーがこれから注目される時代が来るかもね。イアン・ウォルシュのガンを削るガンターロンの話も面白いし、締めはパットローソン。レトロムーブメントの影響で、サーフボードがワイドでボリュームが増したことについて言及しています。

blank
Ref:TSJJ9-2

Osaka Take Off:ヘンリー祝ストーリー

僕がサーフィンを始めた頃にすでにその名前は聞き覚えがあった。プロサーファーでイケメンで芸能人のような仕事をしているという認識だった。その後しばらくしてからDJの仕事もしていると聞いていた。今回改めて記事を読んでその人となりを知ることができた。チャラい人という先入観が消えました。昭和から平成にかけて関西のサーフシーンを知る貴重な資料です。

TSJJ9-2絶賛発売中!

(李リョウ)


THE SURFER’S JOURNAL(ザ・サーファーズ・ジャーナル)日本版9.2号

発売日:2019年7月15日
定価:2,052円

●サーフィンのナショナルジオグラフィックと呼ばれる米国サーファーズジャーナルは、キーンなサーファーから熱い支持を受けるサーフィン専門誌として世界中で読まれています。
●日本版サーファーズジャーナルはその米国版の記事を100%完訳したうえに、日本編集部による国内記事を毎号添付して読者にお届けしています。

最も信頼されるサーフィン誌として世界中のサーファーたちから愛されており、書店では買うことができない希少なライフスタイル・マガジン。

定期購読なら最大30%オフ&送料無料。新規購入で更に500円引き!

Fujisanマガジンサービスのオンライン購入なら、送料無料&最大30%オフ!
さらに、新規購入なら500円引きで購入が可能!
オンライン購入者なら電子書籍も無料のため、バックナンバーも読み放題!

詳細と購入はコチラから、定期購読の場合は開始号をお選びください。

この記事に 関連するタグ

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。