考える人は考えるね。サーフボードのアメリカ。
一日ギャラリーびっしりのパイプにいると、人間観察とかしちゃうわけで、ついこんな写真も撮っちゃうわけよ。
いろんな人いたな。どう見てもランナー、といういでたちの白人男性、カメラ機材プロ仕様、今時あえてフィルムで撮ってたけど、クーラーボックスから納豆のパック取り出して、しょうゆもかけないで食べてた。多分かなりハードコアなビーガン系。
かと思えば、カセットコンロ持ってきてて、金属製のマグカップでお湯沸かして袋入りの宇宙食みたいなのお湯で戻して食べてる人いたし(笑)。
ま、会場内でランチしようと思ったらお弁当か現地購入かだけど、現地で買うのは長蛇の列で、とてもじゃないけど並んでるわけにはいかないぐらい時間がかかってしまう。
だから長時間いる人たちはみんないろいろ工夫してるよね。家族連れは、クーラーボックス、いす、子供の遊び道具必携。お父さん荷物持ちたいへ~ん。
なんだかんだ言って今年も3週間ぐらいいたわけだけど、結局波が良かったのは試合の時の2日だけ。そのあとはまるでダメで、ノースはとても静かな感じ。天気も風もいまいち。それでも昔ならたくさんサーファーたちが残っててわさわさしてたんだけど、最近は試合が終わった瞬間にみんなとっとと帰っちゃうので、空っぽだよね。時代は変わった感じ。ま、スペシャルではあるけど、ハワイだけがスペシャルではなくなっちゃったしね。ビッグウエイブならビッグウエイブツアーの各会場のほうがデカいだろうし、掘れるバレルチャージならタヒチもあるし、サーフィンを極めるならハワイをやらないとダメ、みたいなことは21世紀には古い考えになっちゃった感じがする。
ま、しっかりしたレールワークができるサーファーなら乗れちゃうんだな、ってのは本領発揮のパイプの試合見てればわかるわけだけど。
メリークリスマスでございます。