芝田満之と故村瀬勝宏のメキシコ道中記を特集。『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版8.4号』11月15日発売!

『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版』の最新刊8.4号が11月15日に発売される。

<日本版オリジナルコンテンツ>
Tequila Sunrise, Tequila Sunset「エへの旅立ち」
1978年に故村瀬勝宏(以下エへ/1955-2007)とカメラマンの芝田満之がメキシコへ旅した道中記。1970年代後半、日本でも「知らない土地の知らない波に乗る」というディープなサーフトリップがはじまっていた。「リスクと恩恵がつきまとった初期のサーフトリップは、カネより幸運に頼るしかなかった。正確な気象予報もサーフリゾートもない時代だ。でも、未知の波を求めて道なき道を行くそのフィーリングは、プライスレスのすばらしさだった。」
文:森下茂男

OFFERINGS「アート・ブルーワーの一期一会」
米『サーファー』誌にも写真提供しているフォトグラファー・アート・ブルーワーが、みずからお気に入りの写真を抜粋。アート自身のキャプションと、当時、同誌でフォト・ラングラー(彼の補佐官)として彼に仕えた新人編集員スティーブ・バリオッテイの文章で綴るフォトエッセイ。
文:スティーブ・バリオッテイ
写真:アート・ブルーワー

CLARE IN HIS BLOOD「クレアの誓い」
トム・ロウ:ブリティッシュの島々が生んだワールドクラスのビッグウェーバー。
文:ダニエル・クローク

The Sikerei of the Islands「島々のシケレイたち」
メンタワイ諸島を旅するひとりのサーファーが、シャーマンに出会い、彫り師に出会い、そして文化の衝突を目の当たりにした。
文、写真:マッティー・ハノン

GOOD TROUBLE「グッドトラブル」
デイブ・ラストビッチの果てしなき探求。2014年、バイロンベイからおよそ40マイル南西の街リズモアで推し進められた炭層ガスの開発事業に対し、先住民アボリジニの人権活動家、農家、環境活動家、田舎暮らしの退職者、アーティストとダンサーと音楽家、くわえて変人のサーファー数人が珍しく一致団結した抵抗運動「ベントリー封鎖」について。
文:スティーブ・バリロッティ
写真:トッド・グレイザー

Electric Blue Maybes「エレクトリックブルーの波」
オアフ島の西海岸の報酬とリスク。オアフ島の西海岸にやってくると、人が車に貼っているステッカーにも「優等生はおれの犬が喰っちまったぜ」とか、「Watchufaka!(やんのか、この野郎!)」とか、「ノーハワイアン、ノーアロハ」(これは事実だと思うけれど)なんて感じに、急に物騒なメッセージが増えてくるのだ。
文:ボー・フレミスター
写真:レーザーウルフ&ジェレミア・クレイン

Portfolio: SA RIPS「ポインタービルの西」
東からやってくる旅のサーファーにとってブラックスは不気味な場所だ。本当は、ここはブラックフェラ(黒い連中)という地名。1849年にウォータールー湾で起こった大虐殺を皮肉って呼ばれるようになった。多くのアボリジニたちが白人の入植者たちによって崖から突き落とされたのだ。写真を撮れば波とサメと幽霊が写るような霊的にはヘビーな場所。今日の波はたった4フィートだが、三日月型をしたむき出しのリーフの上でそれはバレリングし、砕け散ると深い海に消えた。
文:シーン・ドハーティー

THE SURFER’S JOURNAL 27.4 (日本版8.4号)

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発売日:2018年11月15日
定価:2,052円
全国有名書店、サーフショップ、そしてお得な年間購読等で購入可能。
詳細:http://surfersjournal.jp/archives/1028

(THE SURF NEWS編集部)


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