『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版6.6号』が2月10日発売。
気になるその内容をご紹介。
<フューチャーストーリー>
2020年の東京オリンピックではサーフィンが新たな競技種目に加えられることとなったが、はたしてサーフィンというスポーツはオリンピックの場で競技として成立するのだろうか?今回の日本版のオリジナルコンテンツは、辛口の論評で知られる『F+』の編集長、つのだゆきが、サーフィンコンテストとサーフィンのもつ特殊性、文化について論じた。
Doing Your Best Isn’t Enough
「サーフィンって、なんだろう?」
スタイルを問わない、10点満点の矛盾。
文:つのだゆき
かれこれ25年近く、WSL(World Surf League)のワールドツアーばかり見てきた。国内プロツアー・フルフォローの時代を加えれば、30年以上になる。人生の半分以上の時間を、サーフィンコンテストを見て記事を書く、あるいはその写真を撮る、という仕事をしてきた。わたしにとってのサーフィンはイコール・コンテストであって、ルールにのっとった競技であり、スポーツである…であるはずだと思っていたし、そう思うことがほとんどだが、近年WSL体制になって、サーフィンが、というよりワールドツアーがどんどんメジャー化をめざし、賞金額を上げ、選手のステータスを上げ、メディアをコントロールし、サーファー同士の、おなじサーフィン業界の仲間的なれ合い要素をどんどん省き、純粋に興行目的のプロスポーツとしての道を歩みはじめると、否定はまったくしないけど、払拭しがたい違和感が付きまとうようになった。サーファーって、そんなご大層なもの? みたいな。
他、今号も魅力的なコンテンツが満載。
The Gift
「ギフト」
自ら課した孤独な波との取引、そして一本のシングルフィンが教える現代のサーフカルチャー。
文:カイル・デヌッチオ
The Reverse Vee Project
「リバースヴィー・プロジェクト」
文:ニック・キャロル
写真:トム・サーベイ
Some Minor Windfalls
「ちょっとした棚ぼた」
ジョン・ペニングスの1960年代半ばの記憶。
文:アンドリュー・クロケット
写真:ジョン・ペニングス
Spirit of the Green Dragon
「グリーンドラゴンの精神」
陶芸家ジョー・スコビーとラ・ホヤに残るアートコロニーの面影。
文:リチャード・ケンヴィン
The Man From Scum Valley
「スカムバレーから来た男」
ボンダイビーチで花開いたアント・コリガンの半生。
文:ピーター・マグワイア
Primo
「プリモ(プリモ:孤高の存在という意味)」
ハワイ時代のブッチ・ヴァン・アーツダレン
文:ダグラス・キャバノー
Portfolio: Mark Mcinnis
「マーク・マッキニスの世界」
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