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今シーズンからのCTフォーマット変更は、観戦ファンの拡大につながるか。

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デュアルモニター、知ってます?
1つのPCに2つのモニター並んでるやつね。ちょっとデイトレーダー的なルックスのやつ(笑)。モニターの低価格化に伴い、うちでも導入してみました。いや~、今まで何やってたんだろう……という感じ。こんな便利なことはとっととやっておくべきだったね。ながら作業バンザイ\(^o^)/

デュアルつながりで……というわけではないけど、CTのフォーマットが今シーズンから変わる。全試合マンオンマンにはオーバーラップヒート、俗にいうデュアルヒート、パイプで採用されてるやつですね。あれが使用可能ということになった。
う~ん、なんだろ、試合は2日で無理なく終わる、というシステムかね。
ブラック企業ばりのロングデーが多かったからな、ここのところ。

R1は3人ヒートで12ヒート、2人あがり。今までは1人上がりだったけど、ここで24人R3に行ける。3番だった12人は3人ヒートで4ヒートのラウンド2。ここも2人上がりなので、イチコケ33位は4人。
ラウンド3から先はすべてマンオンマンで16ヒート~8、4、2、1でトータル47ヒート。ヒート総数は変わらないけど、中盤に3人ヒートがない分、ロングランでデュアル使えるかなぁ。
ラウンド1と2のデュアルの使えない3人ヒート16ヒートとラウンド3をデュアルで半分弱とか初日に終わっちゃえば、翌日午後には表彰式いけるもんな。ワンスウェルでオッケーじゃん。
女子も同じ感じ。ラウンド3から先がマンオンマン。

システム詳細は以下の記事で。

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2019年WSLチャンピオンシップツアーの試合形式が変更

う~ん、90年代の男女のツアー分化から今は男女セットに戻ってるけど、女子入れても詰めれば3日、ゆとりの3日半という計画が立てられるわけだよね。
まぁ、このフォーマット見ちゃうと、ラウンド3から先だけでいいんじゃないの? って感じだけど。

WSLの説明ではよりわかりやすく、ということを強調してるけど、コンテストフォーマットをわかりやすくするにはシーディングポイントでヒート組むのはラウンド1だけ、とか敗者復活一切なし、とかのほうがわかりやすい。それよりなにより、フォーマットがわかりにくくてファンが増えないわけじゃないから、これはもうデュアル使う前提で、開催期間の短縮化が目的なんだと思う。

観戦ファンが最も増えにくい大きな原因は、サーフィンのジャッジングそのものにあるし、それは非常に特殊な状況での出来事なので、可視化、数値化が極めてしにくい。というより、できない。だって条件が同じじゃないし、不確定要素が多すぎるから。

ハイエアーとロングバレルのどちらにどれだけ点が高いのか、というようなことに数値的な答えが出ないと、わかりにくい。フィギュアでいうテクニックの基礎点、体操競技でいうC難度、D難度のようなものが決められれば、そこらのおっちゃんも居酒屋でゴルフ談義のついでにサーフィン談義できるんだろうけど、今のところサーフィンはそう気楽には語れない。

オリンピックということで、いろんな人にちょっとお伺いしたいんですけど……的な取材を受けるが、なかなかうまい言葉が見つからずに困り続けている。
ぶっちゃけ、あなたの感性、感覚で見てください、しかない。それで自分なりに10点満点で採点して、ジャッジの点と答え合わせして学んでください。これが最も早いと思うけど、語るとなるとだいぶ遠いだろうし、気軽に居酒屋で語れないスポーツはメジャー化が難しい。街角のにわか評論家が多数わいて出てこないとね。

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