7月18日から20日まで、2020年東京五輪サーフィン会場である千葉県一宮町の釣ヶ崎海岸(通称志田下)で開催されたテストイベント「READY STEADY TOKYO-サーフィン」で、大原洋人と野中美波が金メダルを獲得した。新井洋人、中塩佳那が銀。西慶司郎、加藤里菜が銅。
当日は、強化指定選手を中心に男女各20名の選手が召集され、試合結果は五輪選考に関係ないながら、本番を想定したヒート形式で試合を実施。(ヒート形式詳細は以下。)
当初は18日から21日までイベント実施予定だったが、波・天気のコンディションを考慮し、1日繰り上げて20日に決勝が実施された。
国際サーフィン連盟エグゼクティブディレクターのロバート・ファスロ氏は、以下のように今回のテストイベントを振り返った。
「 五輪の時期がどんなコンディションであるかを確かめるために、この時期にテストイベントを実施しましたが、とても自信があります。 (中略)このテストイベントを通して、大きく3点が確認できました。ヒートフォーマットは問題なく機能すること、波は世界レベルの大会を開催するのに全く問題ないクオリティということ、サーフィンの試合の“見せ方”はもう少し改善の余地があることです。」
7月24日で2020年東京五輪開幕までちょうど1年。 テストイベントでは、本番を想定したヒートフォーマットで試合進行したが、会場整備やフェス、観客への周知方法などはこれから準備を詰めていく状況。20年の本番に向け、各方面の情報が入り次第、THE SURF NEWSでもお伝えしていく。
「READY STEADY TOKYO-サーフィン」結果
男子
金 大原洋人
銀 新井洋人
銅 西慶司郎
4位 稲葉玲王
5位タイ 村上舜、田中大貴、平原颯馬、大音凜太
女子
金 野中美波
銀 中塩佳那
銅 加藤里菜
4位 松岡亜音
5位タイ 橋本恋、大村奈央、川瀬心那、都築虹帆
(THE SURF NEWS編集部)
▼テストイベント初日の様子