2020東京五輪のプレイベント!?5月、CT選手によるリージョナル対抗戦『Founders’ Cup of Surfing』がサーフランチで開催!

韓国・平昌での冬季オリンピックが終わり、次は2年後の東京オリンピック。
そのオリンピックを視野に日本に建設が予定されているケリー・スレーターのウェーブプール「サーフランチ」でWSLが過去に例がないリージョナル対抗のチーム戦を2018年5月に開催すると発表した。

■ソフィー・ゴールドシュミット(WSLのCEO)

このテクノロジーは世界中のサーフィンコミュニティの想像力をかき立て、WSLのために多くの新しいチャンスを作っています。今回の’Founders’Cup of Surfing’はこの施設で初のパブリッックイベント。5月に紹介する世界最高のサーファーによる異例のチーム戦を本当に楽しみにしているわ。

イベント名は『Founders’Cup of Surfing』
開催期間は5月5日〜6日。

USA、ブラジル、オーストラリア、ヨーロッパ、ワールドの5つのリージョナルに分かれ、CT選手の中からメンズ3名・ウィメンズ2名の計5名で構成。

2017年9月に開催された『Future Classic』との大きな違いはチーム戦、初のパブリックイベントという点だ。

通常のWSLイベントと趣向が違うこのイベントを盛り上げるためにライブやアート、フードコート。スペシャルゲストの招待まで予定されている。
チケットは3月12日から販売開始予定で、事前販売の登録はWSLのサイトで行っている。

(『Future Classic』ではガブリエル・メディナとカリッサ・ムーアが優勝した)
PHOTO: © WSL/Morris

9月にはサーフランチでCTのイベント『Surf Ranch Open』が開催されるが、それとは一線を画したフォーマットで行われる『Founders’Cup of Surfing』
リージョナル対抗のチーム戦はISAが主催しているイベントに近く、それはオリンピックを意識しているとも捉えられる。

それは以前に紹介したWSLのCEOが公言「2020東京五輪のウェイブプール開催を視野に入れている」を見れば良く分かる。

すでに公表されている各リージョナルのキャプテンのコメントは以下の通り。

■ケリー・スレーター
USAチーム

サーフランチの波のシステムは自分にとって明らかに特別なものであり、2018年に一般公開されることに興奮しているよ。’Founders’Cup of Surfing’、そして’Surf Ranch Open’が行われる。普段のフォーマットで戦っている選手が’Founders’Cup of Surfing’ではリージョナル対抗のフォーマットで戦うのが本当に面白そうだよね。私の施設で5月に世界最高のサーファーによるショーケースが行われると思うよ。

■ステファニ・ギルモア
オーストラリアチーム

サーフランチの施設と波は素晴らしいわ。ハイパフォーマンスが楽しめる波。2018年に海以外のイベントに組み入れられたことにも興奮しているし、5月の’Founders’Cup of Surfing’でオーストラリアチームを率いることも楽しみね。

■ガブリエル・メディナ
ブラジルチーム

5月の’Founders’Cup of Surfing’でブラジルチームを率いることになったのは凄い名誉さ。ブラジルは男女共に素晴らしい選手が揃っているから、このイベントでも良い結果が出せると確信している!

■ジョアン・ディファイ
ヨーロッパチーム

サーフランチの波は本当に楽しいの。今年はCTもあるし、更に’Founders’Cup of Surfing’の開催を聞いて興奮しているわ。ヨーロッパチームはやるわよ!

■ジョーディ・スミス
ワールドチーム

ワールドチームのキャプテンを務めることが出来て本当に名誉だね。USA、ブラジル、オーストラリアと同じレベルではないと思うけど、このプールの品質で才能を引き出すことも可能さ。まずはチームの構成を考える。それも楽しみだよ!

(空海)

COVER PHOTO:©WSL/Sherman

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