2018年のCT最終戦『Billabong Pipe Masters』で2014年以来、2度目のワールドタイトルを獲得したガブリエル・メディナ。
1930年頃から始まったブラジルのサーフィンの歴史は日本と大差が無いものの、サッカーの次に人気のある国民的スポーツ。
ブラジリアンとして史上初のワールドチャンピオンとなったガブリエルは英雄だ。
空港での出迎えも、あのビーチでの熱狂ぶりと変わらず、報道陣も混ざって大騒ぎ。
しばらくはメディア対応で忙しい日が続くのだろう。
例え違う国の話でもガブリエルのようにサーフィンのワールドチャンピオンが国民的英雄であるのはサーファーとして誇らしいことだ。
ちなみにポルトガル戦でガブリエルの応援に駆けつけた親友、ブラジルを代表するサッカー選手、ネイマールの年棒は約50億円。
ガブリエルは2018年の賞金が473,200USドル、日本円で約5,000万円。
スポンサーの年棒を入れると1億円は超えていると予想されるが、桁違いなのは間違いない。
FIFAの調査によると世界人口の約半分が2018年にロシアで開催されたワールドカップを視聴したらしい。
これに比べるとサーフィンの人気は足下にも及ばないが、2020年東京オリンピックでサーフィンが種目に選ばれたことで注目を浴び世界的にサーファー人口は増加傾向。
分母が増えればCT選手の賞金も上がる可能性がある。
世界的なエコ意識の高まりもサーフィンにとっては追い風になるだろう。
12月22日の誕生日で25歳になったガブリエル。
ケリー・スレーターの年齢まであと21年もある。
2Xは通過点に過ぎない。
congrats gabby!
(空海)