世界で競争が激化しているモダンウェイブプール。そのウェイブプールのデザインについて造詣(ぞうけい)が深いプロサーファーが二人います。
一人はサーフ・ランチのケリー・スレーター。まさに管理人さんといった感じでセレブゲストなどを受け入れる時、常にケリーがホスト役として現場にいますからね。
もう一人の人物は、ハワイ育ちのプロサーファーとして活躍したり、かつてはMTVのリアリティショーに出演していたシェイン・マグナッソン。シェインは昨年華々しくオープンしたBSRサーフリゾートの管理人で、日々10時間以上も業務に従事していたとのこと。
そのシェインが、同じくハワイアンの先輩であるカラニ・ロブと共にウェイブプールのオーナーになるとのニュースが。情報が知れ渡ることになったきっかけは、カラニによるSNS投稿でした。
https://www.instagram.com/p/BswSfLsHXOF/?utm_source=ig_web_options_share_sheet
シェインと一緒にウェイブプールのオーナーになるんだ。みんな招待するよ。
この件に関して、スタブ誌がシェインとカラニにインタビューしていて、基本的には投資家からの支援あってのプロジェクトなので詳細については口外できないとのことですが、いくつかの進展が語られています。
現状語られた情報について
まず第一に、二人によるウェイブプールの造波装置は、サーフ・ランチ、ウェイブガーデン、BSRサーフリゾートなど既存のものとは異なるという点。
具体的な場所は、ロサンゼルスから内陸へと2時間ほどの距離に位置する砂漠エリアのカリフォルニア州パームスプリングス。ウェイブプールを建設する場所は「Wet n Wild Waterpark」の跡地で、すでに購入済みとのこと。
オープン予定は2020年とのことですが、ウェイブプールのオープン予定は延期することが多々あり、あくまでも予定というより願望のようです。
気になる人工波についてはこれからフルスケールに取り組んでいくものの、シェインとしてはバレルからのエアリアル可能といったセクションを是非とも作りたいと意気込んでいます。
トリップ先として魅力的なウェイブプール!?
シェインとカラニというプロサーファーによるウェイブプール。サーフトリップ経験豊富なプロサーファー視点として、ただのウェイブプールではなく複合的な要素を加えることでサーファーにとってのディズニーランドにしたいと言います。
これまでのウェイブプールは波のクオリティが第一でしたが、ウェイブプールが増えてくることで、波のクオリティ以外にもプラスアルファが求められる時代に変わってきたのかもしれません。
「ディズニーランド」というキーワードが出てきましたが、サーフトリップとして行きたい!と思わせてくれるようなウェイブプール誕生を期待したいところです。