現地時間2月11日、WSLは6年間WSLコミッショナーを務めてきたキーレン・ペローがその役から退き、元CT選手のパット・オコーネルがそのポジションを継ぐことを発表した。
「人生の大半をプロサーフィンの世界で過ごしてきたけど、このレベルに達するとは想像もしていなかったよ。コンペティターとしてツアーを回る夢が叶い、そのメンバーの中でサーファーの代表を務めたのが最も大きな自分のキャリアだった。その後、コミッショナーとしての役割に移行して今度は裏方として新たな才能を育て、サーファーのために発展の道を歩んだ。それはとてもやりがいがあり、チームとWSLが協力して達成出来たことを本当に誇りに思っている。現在はロサンゼルスを拠点にする必要があったけど、この機会を利用して家族と一緒にオーストラリアでのんびり過ごすよ。今後も最大限、プロサーフィンの世界は続けていくさ」
キーレン・ペロー
キーレン・ペローの後任は元CT選手で『Momentum Generation』の一員でもあるパット・オコーネル。
パットは『Hurley』のスポーツマーケティング部長を務めてきたが、キーレンの後任としてWSLでの役員、ツアー&コンテストのトップ(現在のコミッショナー)に就任する。
「WSL、キーレンとそのチームへの多大な敬意は言葉では言い表せないほどさ。コンペティターから選手代表を経てコミッショナーになったキーレンは今までサーフィンのために尽くしてきた。私はこれ以上ないほど感謝している。15年間に渡って人生の大きな部分を占めた家族のような’Hurley’と離れるのは本当に辛い。’Hurley’では素晴らしい経験をさせてもらったよ。しかし、今はサーフィンのコンテストをリードし、このスポーツを向上させる機会を得たことに興奮している。WSLを信じ、自分の能力を信じてやってみるよ。本当に楽しみだね」
パット・オコーネル
パットは3月11日に正式に就任。CTだけではなく、QS、プロジュニア、BWT、LT、スペシャルイベントなどWSLの全てのツアーを監督する。
「6年間リーダーシップをとってきたキーレンはこのスポーツ全体の成功と改善に大きく貢献してきた。そして、彼が今後は新しい場所で一緒に仕事を続けてくれ、パット・オコーネルがキーレンの後任としてWSLに入ってくれることを嬉しく思う。彼は選手としてもビジネスとしてもサーフィンの世界で様々な役割を果たしてきた。このスポーツに対する情熱もある。この機会に素晴らしいサポートチームと共にサーフィン全体を構築していけば、このスポーツが新しいレベルに引き上げられるでしょう」
WSL・CEO ソフィー・ゴールドシュミット
参考記事
http://www.worldsurfleague.com/posts/372551/kp-steps-down-as-wsl-commish-succeeded-by-pat-oconnell