5月6日から7日にかけて、五輪サーフィン競技会場である千葉県一宮町・釣ヶ崎海岸(志田下)にて、サーフィンの日本一を決める『第1回ジャパンオープンオブサーフィン』が開催され、村上舜・松田詩野が優勝した。
本大会には、今年3月に行われた「サーフィン日本代表強化合宿」で選出された日本のトップ選手男女各16名が参加。優勝者は、五輪選考会も兼ねている9月の『ISAワールドサーフィンゲームス』に日本代表“波乗りジャパン”として出場する(以下選考基準の2)。
波乗りジャパンの全6名の選手は、このあと『ジャパンオープンオブサーフィン』の表彰式終了後に正式発表される。
■ISAワールドサーフィンゲームス(世界選手権)選考基準
1.2018年ワールドランキング1位の選手(日本人最高位ランキング) 男女1名ずつ
2.ジャパンオープンオブサーフィング 優勝者 男女1名ずつ
3.NSA強化部の推薦枠として、過去のISA戦績より 男子1名ずつ
優勝の村上舜は、昨年のISAワールドサーフィンゲームスにも出場し、個人4位で日本の団体金に大きく貢献。1997年生まれ22歳、湯河原出身。
2位の大橋海人は、2013年に24年ぶりに開催されたビッグウェイブコンテスト『イナムラクラシック』で優勝した経験を持つ。茅ヶ崎出身の1992年生まれ27歳。
女子優勝の松田詩野は、昨年のISAワールドジュニアチャンピオンシップU16で2位、『Ichinomiya Chiba Open』でも2年連続表彰台に立った。茅ヶ崎出身の2002年生まれ16歳。
女子2位の中塩佳那は、仙台出身で一宮在住の2004年生まれ15歳。 2017・2018年のNSAガールズランキング1位。
先日、同会場にて行われたQS6,000『Ichinomiya Chiba Open』で3位入賞し、現在QSランキング5位(日本人では最上位)の稲葉玲王はラウンド3で敗退。QSランキング8位(日本人では2位)の大原洋人は、準々決勝で村上舜と対戦し、惜しくも敗退した。
昨年の世界選手権に出場した黒川日菜子はラウンド3敗退、川合美乃里・橋本恋も準々決勝で敗退した。現在QSランキング6位(日本人最高位)の脇田紗良も準々決勝で敗退。一宮千葉オープンで優勝した都築有夢路は3位。
『第1回ジャパンオープンオブサーフィン』結果
男子
1位 村上舜
2位 大橋海人
3位 伊東 李安琉
4位 上山キアヌ久里朱
女子
1位 松田詩野
2位 中塩佳那
3位 都筑有夢路
4位 西元ジュリ梨乃