アメリカ・カリフォルニア州サンタ・バーバラで現地時間9日、大雨による大規模な土砂崩れが発生し、17人が死亡、13人が行方不明となっていると現地メディアは報じている。
サンタ・バーバラといえばトム・カレンやボビー・マルチネス、現役CT選手でもコナー・コフィンやレイキー・ピーターソンといった多くのプロサーファーを生んだ地であり、リンコンを始めとする有数のグッドウェイブスポットが存在するサーフタウンだが、リンコンへのアクセス経路となる海沿いのUS-101は、ベンチュラ(デーン・レイノルズのホームタウン)からサンタ・バーバラまでの間が全面通行止め状態となっており、通行の再開は来週1月15日以降になる見込みとも言われている。
特に被害が大きかったのが、ビーチから1.5kmほど内陸に位置するモンテチト地区で、土石流のような泥の流れが街を襲い、多くの家屋を巻き込み犠牲者を出すことになったとのこと。
この土砂崩れの原因とされているのが、2017年12月にベンチュラ群で発生した山火事。山火事で草木が失われた状態での大雨により土砂崩れが発生しやすい状況だったと、アメリカ国立気象局(National Weather Service)は考察している。