PHOTO: © Red Bull

五十嵐カノアとRed BullのVlogプロジェクト「Between the Lines」が始動!

コンテストの舞台裏を伝える映像ではスネークことジェイク・パターソンの「Snaketales」が有名だが、最近ではコナー・コフィンやレイキー・ピーターソンが個人的にVlogを始め、独特の視点で普段見られないようなツアーの映像を公開してファンを楽しませている。

「Between the Lines」のエピソード1公開

今回紹介するのは、バリ島でのCT初優勝後のロングインタビューでも話が出ていた五十嵐カノアのVlog。

カノアのスポンサーである「Red Bull」の新たなプロジェクトで、カリフォルニアのフォトグラファー、ターナー・カーニーがカメラマンとなり、バリ島とマーガレットリバーに密着。
「Between the Lines」と題されたこのVlogはシリーズ化される予定。

バリ島では、ホテルでのプライベート、スネークも撮ることが出来ないヒート直前の緊迫した雰囲気、ケリーとのヒートの後のWSLでは公開されなかったやりとり、夜のクラブで21歳らしく’弾けている’貴重なシーンまで収録されている。

「Snaketales」では仲間と楽しく過ごしているカットが多いが、この「Between the Lines」では一対一でより密接に撮影されている感じだ。

クラブでのシーンは21歳らしい顔を見せている
via You Tube

マーガレットリバーへ

バリ島を後にしたカノアは次の目的地、オーストラリアのマーガレットリバーへ。
この二つのイベントの間は僅か3日間しかなく、勝利の余韻に浸る間もないハードスケジュール。それもカノアは夜に到着後、空港からホテルまで自ら運転をして向かっている。

翌朝、5時30分には起床してプレスカンファレンスへ。
ここでも当然のようにハンドルを握る。
サーフィンは個人戦であり、破格な契約金を稼ぐ世界トップのサーファーでも時に孤独なのだ。

チームメイトのジークとのフリーサーフィンの後、美しいコンテスト会場をバックにインタビューに答えるカノア。
コンテストでは、まだ薄暗い朝6時30分に会場に到着してヒートに備える。
優勝したバリ島と一転して、マーガレットリバーではR4で敗退。悲しい気持ちで何本ものサーフボードを抱えてまだコンテストが続く会場から去ろうとする時でも、ファンに話しかけられれば当たり前のように真摯な対応をする。

「これが自分の人生さ。次に進む、前進するために懸命な努力をするんだ。自分のミスで負けた時、内心は悲しい。でも、長生きはするものだよ。オーストラリアレッグは楽しかった。数日間余韻に浸り、良い波にも乗りたいね。美味しい食べ物も食べに行こう!こんな人生の瞬間が大好きなんだ」

オーストラリアでのフリーサーフィンのシーンの後、最後のメッセージでは「イエロージャージを取りに行くよ!」と話していたカノア。
次の密着はJ-Bayで行われるそうだ。

(空海)

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