7月16日、大井町citywave Tokyoを舞台に『Jeep® presents citywave pro WORLD TOUR in Tokyo』が開催され、300を超えるメディアと大勢の観客が見守るなか、アジア初となる人工サーフィンでの世界大会が終了した。
メンズ・ウィメンズ・マスターズ3部門ともに、リバーサーフィン本場であるドイツの選手が優勝。一方で、メンズ部門で日本人として唯一セミファイナルに進出した大橋海人は、エクセレントスコア8.70を出すなど活躍を続けていたが、世界トップのリバーサーファーのパフォーマンスに一歩及ばず惜しくも5位タイでフィニッシュ。しかし他の日本人選手も含め、絶対的にリバーサーフィンの経験値が少ない中で大健闘し、ギャラリーを大いに沸かせていた。
本場ドイツのリバーサーファーと日本トッププロサーファーの共演
リバーサーフィンをルーツに持つドイツ発の人工サーフィン施設「citywave」を舞台に実施された今大会には、リバーサーフィンの本場ドイツをはじめとする欧米のトップリバーサーファーと、日本のプロサーファー、アマチュア選手など様々なバックグラウンドを持つ選手が参加。
日本人のプロサーファーは開幕前から「リバーサーファーのレベルはかなり高いです」と謙遜する一方で、海外リバーサーファーは「プロサーファーたちは数回しかcitywaveをやっていないはずなのに上達する速度がはや過ぎます」とお互いにリスペクト。それぞれのバックグラウンドや持ち味を活かしたサーフィンを披露した。
通常のサーフィンコンテストとは異なるスケール、温度感で開催された本イベント。パフォーマンスやテクニックは実際の海サーフィンと異なる部分はあるものの、観客との距離感はcitywaveならではの一体感があり、出場した選手達も楽しんだ様子。
あまりサーフィンを間近で見る機会がない観客にとっても見応え十分、アジア初開催となるcitywaveワールドツアーは大いに盛り上がりその幕を閉じた。
“citywave pro WORLD TOUR in Tokyo”
特設サイト
★本大会の詳細や各ヒートの映像は、上記特設サイトより。
THE SURF NEWSは『Jeep® presents “citywave pro WORLD TOUR in Tokyo” 』のオフィシャル・メディアパートナーとして協力しています。
決勝ライディング
citywave pro WORLD TOUR in Tokyo結果
オープンメン
1位 Lennard Weinhold(ドイツ)
2位 Tao Schirrmacher(ドイツ)
3位 Nicolas Marusa(ドイツ)
4位 Jan Vogt (ドイツ)
5位 大橋海人(日本)、Simon Bitterlich(ドイツ)
7位 Austin Keen(アメリカ)、Daniel Brunnhuber (オーストリア)
オープンウィメン
1位 Janina Zeitler(ドイツ)
2位 Sophie Puchta(ドイツ)
3位 Yuna Nomura(日本)
4位 Sato Emi (日本)
5位 Celine Dornick(ドイツ)、Malia Ward(アメリカ)
7位 Anastasia Ashley(アメリカ)、Lenka Ferak(オーストリア)
オープンマスターズ
1位 Ralf Oberpaur(ドイツ)
2位 Tomo Yonezawa(日本)
3位 Kazunari Miyagi(日本)
4位 Yoshitada Shinkawa(日本)
5位 Kei Ozawa(日本)、Tatsuo Man Kato(日本)