インドネシアのジャワ島東部のアラス・プルウォ国立公園に位置する世界屈指のレフトハンダー「Gランド(グラジガン)」。
1995~1997年にCTイベント会場となったGランドですが、来年2020年のツアースケジュールに復帰する可能性があると海外サーフィンメディアで報じられています。
第一報を伝えたのはオーストラリアの波予報サイト「スウェルネット」で、主な内容は以下の通り。
WSLはアラス・プルウォ国立公園内のサーフキャンプを抑えるプランを立てていて、2020年6月3~16日の2週間のウェイティングピリオドで、GランドでのCTイベント開催を予定している。
上記日程だとマーギーズプロと被ることになるので、マーギーズプロの日程を早め、以前のようにオージーレグ3戦連続に戻り、Gランドイベントは第4戦になる見込み。
ここ最近はインドネシアのバリ島クラマスでもCTイベントが開催されているが、クラマスイベントは複数年契約を結んでいるわけではないので、クラマスと入れ替えで開催されることになるだろう。
この情報に飛びついたのがスタブ誌で、同誌はWSLに真偽のほどを確認しようと連絡を取り、返答は以下の通り。
現時点においてWSLとしては2020年スケジュールについてお答えすることはできません。近い将来、来年度スケジュールを報告できるタイミングを楽しみにしております。
この回答から、同誌はいつも通りの無回答ということで、これまでの経験からとても信憑性の高い噂と捉えています。
基本的にCTイベント開催となれば、管轄している自治体から開催許可を得る必要があるので、その過程で情報が漏れてしまったと考えれば、信憑性が高いと思われます。
個人的には、クラマスイベントは時期的にお昼前には風向きがオンショアになるといった問題もあったので、Gランドとの入れ替えは良いと思います。
また、レフトハンダーの会場が増えることで、グーフィーフッターにとってフロントサイドが増えるといった観点からも実現すれば嬉しいニュースです。
今ではバリ島からスピードボートに乗ってGランドまでは2~3時間ほどのアクセスと、CTサーファーにとってアクセスはハードでなく、波も極上とみんなハッピーではないでしょうか。
ただ、一般サーファー視点で考えると、CTイベント開催となれば貸切となるので、事実であればWSLには早く発表してもらいたいと思います。
Gランドトリップを考えてエアチケットを予約し、サーフキャンプが貸切られていたとなってはあまりにも可哀相なので。
最後に、リップカールのサーチトリップでガブリエル・メディナとマット・ウィルキンソンがGランドを訪れた時の映像をチェックして見て下さい。この動画を見れば、是非ともCTイベント開催を願ってしまうことでしょう。