いよいよ明日9月7日から宮崎・木崎浜で開催される『2019 ISAワールドサーフィンゲームス』を前に、6日、宮崎県庁にて大会前日公式記者会見が開催された。
会見には、国際サーフィン連盟(ISA)フェルナンド・アギーレ会長、 河野俊嗣宮崎県知事、日本サーフィン連盟(NSA)酒井厚志理事長が出席。
また、日本代表波乗りジャパンの脇田紗良や、2度のWSLワールドチャンピオンであるガブリエル・メディナなどの出場選手たちも出席し、大会への意気込みなどを語った。
「オリンピックまで1年をきりました。今大会は2020年東京五輪の出場選考となる初めてのワールドサーフィンゲームスであり、サーフィンにとって歴史的な瞬間だと思っています。サーファー達はサーフィンがいかに素晴らしいかを知っていますが、 それをサーファーではない数百万の人にも伝えたいと思います。」
フェルナンド・アギーレ 会長
「宮崎は多くの国際大会や、スポーツ合宿を受け入れ、スポーツランド宮崎を謳っていますが、なかでもサーフィンを受容ししています。 南のほうでいくつか台風がきていますが、それがいい波として宮崎に届くことを望みたいと思います。」
河野俊嗣宮崎県知事
2度のWSLワールドチャンピオンであるブラジルのガブリエルメディナは、記者から一番戦ってみたい選手を質問され、「一人を選ぶのは難しいし、優勝するのは結構難しい大会だとも思っています。世界のトップサーファーがたくさん集まっていますが、僕は五輪に出場することに集中したいと思ってます。」と回答。
また、五輪で金メダルを取ることの意味について、「五輪の金と(WSLの)ワールドチャンピオンはどちらにも大きな意味があると思う。CTでは年間11戦を通して長い一年を過ごすけど、オリンピックは4年に1回一度の試合で勝者がきまるからより難しい。僕の中では、五輪もWSLツアーも同じウェイトなんだ。どちらも頑張りたい。」とコメントした。
脇田紗良は「自分の尊敬している選手の隣に今座れていることが嬉しいです。この大会にでるからには金メダルしか目指していないし、不可能だと思ったことはありません。」とコメント。
一番戦ってみたい選手は?との質問に対し、ほかの選手が「選べない」と回答するなか脇田紗良は「ステファニー・ギルモアと戦ってみたい。サーフィンを始めた頃から目指してきたし、普段同じ試合にでることもないので戦ってみたいです。」と即座に指名した。
明日9月7日は、11時からパレードと開幕式が行われ、その後午後から女子の試合が始まる。14時からはDef Techなどが登場するフェスも行われる。
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