『USオープン』の開催中にコスタメサの倉庫でプレミア試写会を行なったアレックス・ノスト監督のサーフムービー『Tan Madonna』
このカリフォルニアのカリスマのフルムービーがYou Tubeで公開された!
サーファー、アーティスト、ミュージシャン。
そして、監督の肩書きも加わったアレックス。
舞台はバハメキシコ、南フランス、オーストラリア、インドネシア。
出演サーファーはアレックスの他、元CT選手のマイケル・フェブラリー、オーストラリアの若手フリーサーファーのハーリー・ブライアント、トム・カレンの娘であるリー・アン・カレン、マリブのSurf Relikで優勝したカリナ・ロズンコ。
HDデジタル、スーパー8mm&16mmフィルムなど様々な映像方法を使用。
音楽はアレックスとリー・アン・カレンが担当している。
60〜70年代の映画のような色褪せた懐古的な映像にモノクロも多用、更にアレックス自身の演奏によるサイケデリックな音楽。
そこに個性的なサーファーによるライディングが重なってくる。
前衛的、レトロ、オルタナティブ。
この作品が退屈で早送りするようなサーファーは、「映像美を追求してメジャーな音楽が流れる最先端のサーフムービーでも見てくれ」とあざ笑うかのようなメインストリームからは外れたアレックスらしいサーフムービーに仕上がっている。
(黒本人志)