今春にはパイプラインで大怪我をして頭皮が剥がれ、医療用ホッチキスで9箇所も止める治療の様子を自身のVlogで公開していたJOBことジェイミー・オブライエン。
すぐに海に復帰してVlogも続々と更新。
このJamie O’Brien名義でアップしているVlogはまだまだ続くが、Red Bullの方でアップしている人気シリーズ『Who is JOB』の方はオーストラリア、ニュージーランドを巡った今回のエピソードで終了するそうだ。
JOBのVlogが他と違うのは、サーフィンだけにこだわらず、面白そうなことには何でもトライするチャレンジ精神。
アメリカMTVの『ジャッカス』並みの過激なシーンも…。
今回も『Who is JOB』一行はサーフィンの前に一悶着。
ニュージーランド北島のロトルア湖周辺でラフティングに挑戦。
ここは世界で最も落差の大きな滝があり、アドレナリン全開のスリルが味わえると有名な場所だ。
陸から川にエントリーする時でさえ変わった方法を選ぶのが『Who is JOB』流。
次々と出現するダイナミックな滝へのエントリーに加え、高い木から飛び降りたり、わざわざ川に飛び込んだりとニュージーランドの自然を大いに楽しみ、無事にロトルアを後にする。
世界最高峰のレフト「ラグラン」へ
『Who is JOB』一行はロトルアから島西側にある世界最高峰のレフト「ラグラン」へ向かう。
まずはウォーミングアップと言わんばかりに「ラグラン」を望む山の上で『Who is JOB』のクルー、スカミーがパドルボードに乗って斜面を降るが、下で撮影していたデモに直撃というアクシデントが発生して一時騒然になる…。
日本なら’良い子は真似しないでください’とテロップが流れるか、放送禁止になるような映像だ。
この日のラグランはオフショア、4ftのセットが入るグッドコンディション。
ラグランはアウトのインディケーターからホエールベイ、マヌーベイまで繋がれば果てしなく乗れてしまうような地形。
JOB他クルーのシリアスなサーフィンシーンに加え、『Who is JOB』のもう一人の主役であるプーピーズがパドルボードに乗ってワイプアウトを連発。
バレルもあったこの日のラグランをパドルボードで乗るのは至難の技だった…。
最後はプーピーズがスキー板を履いて31段の階段をスキージャンプのように降りるシーンで終了。
サーフィンシーンでは不完全燃焼だっただけに、スキーの成功には主役は満足そうな顔だった。
(黒本人志)