2019年10月16日(水)から10月20日(日)にかけて、宮崎県日向市のお倉ヶ浜海水浴場で開催される、WSLのQSシリーズ「white buffalo HYUGA PRO」が、16日開幕した。
第4回を迎える今回は、国内最高グレードとなる女子QS3000に加え、男子QS1000を初開催。16日は男子のみが実施され、本日17日より女子もスタート。
日本勢では、来季のチャンピオンシップツアー出場(クオリファイ)に近づくべく、都築有夢路、前田マヒナ、脇田紗良などが1位でラウンドアップを果たし明日以降に駒を進めた。一方、9月の世界選手権「ISAワールドサーフィンゲームス」で条件付ながら五輪出場権を獲得した松田詩野や、過去にISA世界戦で日本代表として出場暦のある黒川日菜子、大村奈央は、初戦敗退した。
本大会を終えると、2019年シーズンで残るウィメンズのビッグイベントはオーストラリアのQS6000イベントのみ。
現在、2020年のCTクオリファイに最も近い位置にいる都筑有夢路は、今大会でクオーターファイナル以上に進出すると、総合ポイントでは昨年のクオリファイラインに近い位置となり、その成績を持って最終戦に臨みたいところ。
また、QS 世界ランキングで続く14位の脇田 紗良 、16位の前田マヒナも、今大会で優勝をすることができれば、総合ポイントが13,000ptまで近付く計算。同様にCTクオリファイの可能性については、次戦のQS6000イベントの結果次第となるが、ここで少しでも良い成績を残しておきたい。
2019年スケジュールも女子はいよいよ大詰め。2020年ワールドツアーの参加メンバーに大きく影響する可能性もある本イベント。
明日のファーストコールは6:30、男女共にスタンバイ。ライブ映像では脇田貴之、間屋口香、高貫佑麻、水野亜彩子の日本語解説付きで配信中。
White Buffalo Women’s Hyuga Pro
https://www.worldsurfleague.com/events/2019/wqs/3151/white-buffalo-hyuga-pro
(THE SURF NEWS編集部)