先週末にフィリピンの東で発生した台風21号は本州から遠ざかる傾向。
10/26(土)朝には日本の東で温帯低気圧に変わる模様だが、10/25(金)は本州の南海上をゆっくりと移動する低気圧に向かって南から吹き込む暖湿気と台風21号からの東風に乗って吹き込む暖湿気、更に北日本の高気圧から吹き出す冷たく湿った北東風の影響が重なり、雨雲が非常に活発化している。
広い範囲で大雨注意報、大雨警報が発令中。
特に先の台風で甚大な被害を受けた千葉では土砂災害警戒情報が発令されているので、厳重な注意を。
週末は台風スウェルが弱まる傾向
週末は台風21崩れの低気圧が遠ざかり、西から高気圧が張り出す模様。
湘南では25(金)現在で最大頭オーバーの台風スウェルが入っているが、週末にはピークが過ぎてサイズダウン傾向となることが予想される。
「湘南マジック」的に一気にスモールになる可能性もあるので、早めの行動を。
千葉〜茨城は25(金)現在で北東風が強く、クローズアウトしている場所が大半。
週末は風がおさまり、コンディションは回復傾向となることが予想される。
こちらは十分なサイズが残るというよりも基本的にウネリをかわす場所がメインになりそうなので、湘南でサイズダウンが進み過ぎた場合は千葉〜茨城への移動も考慮したい。
西日本でも25(金)現在ハードな場所が多いが、週末は落ち着く傾向。
北〜北西風でコンディションが整う可能性もある。
但し、湘南同様にサイズダウンは早そうなので、早めに行動したい。
日本海は前半を中心に吹き込む西よりの風による風波が中心で波質は期待出来ない。
後半、風がおさまると一気にサイズダウンの可能性もあるので、少しでも出来る場所で早めにサーフィンするのが無難だろう。
(THE SURF NEWS編集部)