北海道では氷点下2桁まで気温が下がる日があり、本州でも日に日に冬の訪れを感じる。
そんな中、南海上には台風が二つも発生しているが、台風25号は小笠原近海まで北上した後、東へ反れる予想となっており、変化は限定的だろう。
26号はフィリピンの東から南シナ海へ反れる予想なので、日本への影響は無さそうだ。
台風25号のウネリは限定的だろう
今週末は16(土)に北日本中心の冬型の気圧配置となり、17(日)は本州付近に高気圧が移動する模様。
関東では北よりの風が入りやすくなる見込み。
千葉を中心に台風25号からの南東よりのウネリが入る可能性はあるが、基本的にはカムチャツカ方面へ移動する低気圧からの北東よりのウネリや風波がメインと考えた方が良いだろう。
風をかわす場所はウネリの反応が鈍いと予想されるため、浮力があるボードの方が楽しめそう。
湘南は現時点の予想だと変化が出たとしても限定的、スモールコンディションを考慮したい。
なお、関東では16(土)の朝、今シーズン最も冷え込みが厳しくなる予想なので、防寒対策は万全に。
西日本でも台風25号からの南東よりのウネリに反応する可能性があるが、大きな変化は期待出来ない。
基本的にはスモールコンディションが続くと考えた方が良さそう。
日本海では冬型の気圧配置による北〜北西の季節風が強い16(土)はクローズアウトの場所が多くなることが予想される。
17(日)も前半は強い風が残りそうだが、後半には風がおさまって回復傾向となりそうなので、要チェックだろう。
なお、全国的に気温と共に水温も徐々に低下傾向。
関東ではまだ3ミリフルスーツで入れるが、日本海ではすでにブーツが必要になっている。
(THE SURF NEWS編集部)