3月11日からのCT開幕戦を控えたオーストラリア・ゴールドコースト。
クイーンズランド州の南東海上で停滞気味となったトロピカルサイクロン「GITA」からの東よりのウネリがヒットしてポイントブレイクの宝庫であるこのエリアが2月17日〜18日の週末に今夏最高の波に恵まれた。
特に大きなウネリが入った時に真価を発揮する「キラ」は、10ftクラスの長く巨大なバレルが姿を現し、パーコことジョエル・パーキンソン、タジ・バロウ、ジェイ・デイヴィスなどローカルプロがジェットスキーのアシスタントを利用してセッション。
(インタースタイルでのプロモーションとスノーボードのために来日していたミック・ファニングは今回のウネリをミスしてしまったようだ…。)
この波を待ちわびていた一人、パーコは「みんなが素晴らしい波に乗っているよ」とコメント。
トランクス姿でのスタンディングバレル、厳寒の日本のサーファーから見ると夢のような映像だ。
但し、このブレイクでのジェットスキーの使用は常に危険を伴っており、以下のような生死に関わるようなワイプアウトも…。
サイクロンシーズンのオーストラリア。
2013年のケリーvsパーコのような名勝負を今年のCT開幕戦でも期待したい。
(空海)