記念すべきオリンピックイヤーの2020年。
元日は冬型の気圧配置で太平洋側は綺麗な初日の出を拝めた場所が多かったようだ。
波は年末から続く低気圧からの北東よりのウネリや高気圧からの吹き出しによる東よりのウネリ、寒冷前線の通過に伴い強まった南よりのウネリなどで太平洋側の東海上はウネリがあり過ぎという冬らしい状況となり、千葉や茨城ではハードな場所が多く、風とウネリをかわす場所にサーファーが集中。
初乗り目当てのサーファーが多く、ポイントパニックになった場所も…。
一方、湘南や西日本はスモールで、日本海はクローズアウトした場所が多かった。
週末は冬型の気圧配置が強まる予想
年末年始は最大で9連休、その長い大型連休の締めくくりとなる週末の波。
5日の日曜日にかけて冬型の気圧配置が強まり、北〜北西の季節風が強まる見込み。
関東では東海上の低気圧からの北東よりのウネリや風波が強まり、特に茨城ではハードコンディションが中心になる可能性がある。
元日同様に風とウネリをかわす場所を狙った方が良さそう。
湘南では低気圧からの反応が鈍く、沖合の風により多少の変化が出る可能性がある程度。
基本的にはスモールを考慮した方が良いだろう。
西日本は風にウネリが抑えられた形が続き、厳しいコンディションが予想される。
ロングや浮力があるボードで東よりのウネリに敏感な場所へ向かうのが無難。
日本海では季節風によって大きくサイズアップ。
クローズアウトやハードコンディションが中心になることが予想される。
(THE SURF NEWS編集部)