1月6日にビクトリア州の州都メルボルンでオーストラリア初のオープンとなったモダンウェイブプール「URBNSURF(アーバンサーフ)」。
ウェイブプールシーンにおいてオーストラリア初と言うと、サーフ・レイクスと混合する方もいると思いますが、サーフ・レイクスの初は造波装置を作った初のオーストラリアメーカーという意味になります。
この話から分かる通り、アーバンサーフの造波装置は自前で準備したのではなく、造波装置のリーディングカンパニーであるウェイブガーデン社のザ・コーヴを使用しています。
そんな最先端ウェイブプールが一般オープンして数日経ったということで、SNSからはサーフィン大国オーストラリアでの盛り上がりを感じられます。
アーバンサーフの口コミ
ウェイブプールに関しては賛否の声が多々ありましたが、実際に体験したサーファーからは「エピック」や「ファンタスティック」などといったポジティブなコメントが多く見受けられます。
確実にバレルになる人工波がブレイクし、さらにはナイターを使ったナイトサーフィンも可能と従来のサーフィンの常識を覆していますからね。
アーバンサーフの波
さて、そんなアーバンサーフの人工波は、一般的に浸透しているイメージはプロサーファーなどがテストライドしてきたバレル、ターン、エアリアルと何でもありなパーフェクトウェイブ。
アドバンス(上級者)
そのパーフェクトウェイブこそが、アーバンサーフでは「アドバンス(上級者)」用の波であり、以下となります。
インターミディエイト(中級者)
アドバンスに続くレベルは「インターミディエイト(中級者)」用の波となり、アーバンサーフによるとロングボード、ソフトボード、フィッシュ向きという事なのでターン向きと言えますね。
ビギナー(初心者)
上級と中級レベルは「The Point」と呼ばれるエリアで人工波がブレイクし、初級者やサーフィン未経験者向けの1メートル以下の小波やホワイトウォーターがブレイクするエリアは「The Bays」。
プールというコントロールされたエリアでのサーフィン練習ということで、子供にも安心してサーフィンを教えることが可能な環境と言えますね。
アーバンサーフの利用料金
気になる料金体系は、レッスンを除いて最も高額となるのは上級者の波で1時間のセッションで79ドル。日本円にして約6,000円なので、1時間で最大1,000本の波を発生可能という圧倒的な波数により料金を抑えられたのでしょう。
中級者エリアは59~79ドルと幅があり、「子供(6~12歳)」と「大人」、そして「平日」と「週末および祝祭日」という区分けで10ドル単位で料金が変動します。
初級者エリアは、大人は25~30ドル、子供は15~20ドルという料金設定で、比較的手軽にサーフィンを体験することが可能。
初級者エリアではレッスンコースも設けられていて、グループレッスンならば59~79ドル、プライベートレッスンならば130ドルという料金設定です。
さて、サーフィン大国オーストラリアのサーフィン可能エリアから1時間以上離れた大都会、メルボルンに誕生したウェイブプール。
サーファーの数など考えれば世界的にもトップレベルの立地と言えるので、果たしてウェイブプールというアミューズメントパークが長期的に受け入れられる事になるのか注目です。
URBANSURF公式サイト:urbnsurf.com