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カノア&レオナルドがヨーロッパで高級ブランドのコレクションゲストに!

イタリアと言えば多くの高級ブランド発祥のファッションの国。

ツアー唯一のイタリアンサーファー、レオナルド・フィオラヴァンティが2020年1月にミラノで行われた「グッチ」の2020年秋冬コレクションのゲストとして出席したと言っても全く不思議ではない。

レオナルドはグッチに革命を起こした鬼才’アレッサンドロ・ミケーレ’の舞台を盛り上げるためにK-POPグループ「SuperM」のカイ、アーティストのイヴ・トゥモア、俳優のケルヴィン・ハリソンJrなどのセレブと共に70年代のアンサンブルで登場した。

レオナルドの親友でもある五十嵐カノアも同時期にパリで開催された「ディオール」のメンズコレクションにゲストとして登場。
会場には映画バットマンにキャスティングされた俳優のロバート・パティンソン、元サッカー選手のデビッド・ベッカムなど豪華な顔ぶれが集まった。

シックなスーツに身をまとったカノア。
ファッション雑誌「GQ JAPAN」の『GQ MEN OF THE YEAR』のアスリート部門を受賞するなど最近ではウェットスーツやトランクス以外の仕事も増えている。

なお、レオナルドはミラノコレクションの後、イタリアの「Cervinia ski resort」でスノーボードを楽しんだそうだが、数ヶ月後には前代未聞のユニークなシチュエーションで2020年のCTを戦うことになる。

肩の脱臼の手術によって2019年シーズンは11戦中、6戦のみの出場となり、リクオリファイを逃したレオナルド。
通常であれば怪我人によるワイルドカードを与えられるものの、このシーズンはエイドリアーノ・デ・ソウザ、マイキー・ライトと他にも深刻な怪我人がいたのだ…。

2枠の中の一つは元ワールドチャンピオンのエイドリアーノが確保。
残り1枠はレオナルドとマイキーが2020年の最初の3イベント、ゴールドコースト、ベルズビーチ、マーガレットリバーに出場して成績が良かった方に与えられることになった。

2019年後半、復帰戦となったフランスでいきなり3位に入り、完全復活をアピールしたレオナルド。
マイキーの方は臀部負傷で第3戦のバリを最後に一度も姿を現していないが、すでに海には戻っているとのこと。

今年のオーストラリアレッグは「レオナルド vs マイキー」の勝負にも注目が集まりそうだ。

(空海)

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