3月24日の夜に東京五輪の延期が発表され、残念ながらこの夏に楽しみにしていた志田下を舞台としたオリンピックのサーフィンデビューは持ち越されてしまったが、すでに選出されている選手達の情熱は変わらないだろう。
それは日本代表として全てのプロセスをクリアした五十嵐カノアも同じ。
金メダル獲得の目標が僅か1年程の延期で揺らぐことはないのだ。
彼は同時にCTでも最も情熱を注いでいるサーファーの一人であり、2019年、バリ島・クラマスでの『Corona Bali Protected』でCT初優勝を成し遂げ、ワールドランキング6位になった。
ツアー一年目の2016年はパイプラインでの2位を除くとベルズやJ-Bay、タヒチなどのパワフルな波のロケーションに苦戦。
しかし、弱点を克服するために取り組んだトレーニングが報われ、ワールドクラスのターンを身に付けた。
先日公開されたばかりの「All In」のシーズン2 エピソード1でも話していた通り、カノアの人生は両親の努力と協力が比重を占める。
家族全員で文字通りのアメリカン・ドリームを叶えたのだ。
今回紹介する動画はWSLのシリーズ、「The Best of」五十嵐カノア編。
2017年から2019年の彼の活躍を振り返ってみよう!
(空海)