レイトシーズンに入ったハワイのノースショア。
今年は1月の『Da Hui Backdoor Shootout』の時期が最も波に恵まれ、世界最大の波情報サイト「Surfline」が主催する映像コンテスト『O’Neill Wave of the Winter』の受賞者となった松岡慧斗もコンテスト中のライディングが使用されていた。
2月はスローダウンながらバレンタインの前後は冬の北西ウネリに風が合い、ローカルや世界中から集まったバレルフリークが至福の時間を過ごしていた。
2月12日、弱いオフショアと北西ウネリによって整ったOTW。
松岡慧斗の『O’Neill Wave of the Winter』の映像を撮影していた日本有数のサーフィンカメラマン、木本直哉氏はこの日も朝からビーチで日本人サーファーを中心にベストショットを狙っていた。
ハワイアンサイズで4-6ftレンジ。
軽くオーバーヘッドはあるバレルにプルインした椎葉順をカメラはしっかりと捉えた。
スピットが先に吹き出した影響でバレルの中で視界は無かったそうだが、毎年通っているノースショアで自分を信じて完璧にメイク。
この映像はジェリー・ロペス(ヘッドジャッジ)、パンチョ・サリヴァン、シェーン・ドリアン、ショーン・ブライリーの4名によって2月の『O’Neill Wave of the Winter』のベスト5に選ばれ、現在トップを決めるためのWeb投票が開催中だ。
■ベスト5
椎葉順(JPN)
マイキー・ライト(AUS)
デレク・ホー(HAW)
セバスチャン・ズィーツ(HAW)
コア・スミス(HAW)
投票は以下の公式サイトから誰でも可能。
3月8日の時点で椎葉順の投票が46%と他4名を圧倒的にリードしている。
(空海)