オーストラリア・ゴールドコーストのスナッパーロックスで開催中のCT開幕戦『Quiksilver Pro Gold Coast』
現地時間3月14日にはサイクロン「Hola」からの東ウネリが入り、CTらしいハイレベルな戦いが繰り広げられ、QFを戦うベスト8が決定。
今シーズンのベルズ戦で引退するミック・ファニングはホームでのイベント、大歓声を浴びながら勝ち進んでいたが、R4の3人ヒートで3位敗退。
ヒート終了後のサイン攻めに真摯に対応していたミックは、ヒートで使用していたサーフボードを駆け寄ったキッズにプレゼント。
折れてしまったサーフボードをあげてしまう場面は多いものの、まだ使用出来るサーフボードをあげることは非常に珍しいこと。
ホームでのラストイベント、ミックなりのファンへの感謝の気持ちなのだろう。
ミックはそのまま控え室に戻り、真っ先に母親とハグを交わしていた。
これでコンテストを戦うミックを見られるのはベルズ戦のみ。
17年間戦ってきたドリームツアーから偉大なチャンピオンが去るのもあと少しだ。
コンテストはディフェンディングチャンピオンのオーウェン・ライト(AUS)、第一子を授かったばかりのジュリアン・ウィルソン(AUS)、ミシェル・ボウレズ(PYF)、エイドリアン・バッカン(AUS)、フィリッペ・トレド(BRA)、ミシェル・ボウレズ(PYF)
ルーキーではトーマス・ヘルメス(BRA)、マイケル・ロドリゲス(BRA)、グリフィン・コラピント(USA)が残っている。
ウィメンズはベスト4まで絞られ、レイキー・ピーターソン(USA)、マリア・マニュエル(HAW)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)、キーリー・アンドリュー(AUS)がファイナルデイを戦う。
ネクストコールは現地時間3月15日の7時30分(日本時間の同日6時30分)
オフィシャルフォーキャストの「Surfline」によるとサイクロン「Hola」からの東ウネリはピークを迎える予想。
(空海)
COVER PHOTO: ©THE SURF NEWS