世界中のサーファーにとって、COVID-19によってコンテストやイベントが軒並み中止となり、海外へのトリップが厳しいステイケーションの1年となっている。そんな中、毎年ポルトガル・エリセイラで開催される「Portuguese Surf Film Festival」(PSFF)はオンライン上で「PSFF Digital Live 2020」を開催し、7/29〜8/2の期間、世界中から17本のフィルムを集めて放映した。
今年のイベントは、COVID-19のパンデミックにより、これまで慣れ親しんできた開催形式を改める必要があったため、第9回となる今回、最高のサーフシネマを結集するという本質を維持しつつ、会員にストリーミングで無料配信する手法を選択。会員登録をすることで、5日間のプログラムアジェンダに沿って限定配信された各フィルムをリアルタイムで楽しむことができた。
ハイライトは、2日目に行われた「Women in Surf Films」特集と、ガブリエル・メディナの生涯に関するドキュメンタリー。25組(車25台、各台最大4名まで)に限定した、エリセイラでのドライブインキャンプセッションも開催された。
各カテゴリの受賞作品は、最終日にストリーミングで発表され、イベントを締めくくった。エントリーされた各フィルムのトレーラーやティーザーは、エントリーリストのページから現在も閲覧可能だ。
受賞作品
フィルムオブザイヤー:Gabriel Medina by Henrique Daniel
インパクトストーリー部門:Rebirth by Laura Basil
サウンドトラック部門:Water Get No Enemy by Almofilm
ベストショートフィルム部門:Who is Vilayta? by German Pinelo
サステナビリティ部門:No Mad by Nomads Surfing
ウィメンズサーフフィルム:Ebb & Flow by Alice Wand
(THE SURF NEWS編集部)