CTサーファーのセージ・エリクソンが、ケリー・スレーターが展開するアパレルブランド「Outerknown」のチームに加入したことが発表された。今後、セージのボードのノーズには“OK”のロゴがお目見えする。
Outerknownは、2015年半ばに始動した11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーターによるアパレルブランド。
人や地球に敬意を払って製品を作ることをポリシーにしており、サスティナブルな未来のために、環境に有害ではない素材を最大限に使うだけでなく、雇用を生み出し、フェアな労働環境で生産を行うことにも注力している。
「Outerknownファミリーに加わることを発表できてとてもうれしいわ!現在の環境問題に対してサスティナブルな未来を作っていくことが、私の人生においてとても重要なことだと思ってるの。そこで私たちが毎日着る服も大きく関わってるわ。
セージ・エリクソン
次のシーズンのことを考えていた時に、10年後、もっと先の未来に自分がどうなっていたいか考えたの。そして人々や地球にポジティブなインパクトが与えられるブランドの顔になりたいと思った。Outerknownはベストな場所だって心から思ったわ。」
Outerknownによると、1年前にウィメンズラインを立ち上げて以来、このコミュニティをより成長させるのに最適な人材をずっと探し続けていたという。
セージは世界を旅するプロサーファーにとどまらない。南カリフォルニアとハワイにルーツをもつ彼女は、海や健康、ウェルネスに深い敬意を払い、自然と調和しながら生活している。そのセージのライフスタイルと価値観が、Outerknownの世界観に一致したのだ。
今回の契約は従来のスポンサーシップとは異なり、セージは今後Outerknownのビジネス上の意思決定にも直接関与することになる。具体的には、ウィメンズコレクションの成長に携わり、すでに今シーズンのラインにも関わっている模様。
セージの参加によって、彼女の声が反映された新しいOuterknown製品やライフスタイルの提案が期待できそうだ。
なお、日本国内では、RHCロンハーマン各店やジャーナルスタンダード渋谷店、通販サイトMirabella HommeなどでOuterknown製品を取り扱っている。ウィメンズラインの取り扱いは各店舗でも限られているが、RHCみなとみらい店では比較的多く取り扱っているとのこと。
(THE SURF NEWS編集部)