西日本の南海上で熱帯低気圧から変わった台風12号は昨日の夕方に低気圧に変わり、現在はゆっくりと伊豆諸島付近を北上中。
また、別の低気圧が四国沖を東進中。北に偏る高気圧や秋雨前線の影響もあり、関東では北〜北東風が強まっている。
なお、台風12号はドルフィンという名前がつけられていた。
この台風の名前は2000年から日本を含むアジアの14か国が提案したアジア名が使用されるようになった。
主な目的はアジアの連帯強化、防災意識を高めるため。
台風の名前は一つの国、領域で10個提案。それが繰り返して使用されて大体5年でリストが一巡される。
人命や経済に甚大な影響を与えた台風の名前に関しては「永久欠番」として二度と使用されることはない。
12号のドルフィンは香港が提案した名前で次の台風13号が発生すれば日本が提案したクジラとつけられる。
その13号になる可能性がある低気圧がマリアナ諸島付近に発生。
まだ不明確ながら来週には日本の東海上に接近する可能性がある。
週末の関東はウネリをかわす場所でのサーフィンが続く予想
週末は台風12号崩れの低気圧が三陸沖、低気圧が伊豆諸島付近を通過、27日の日曜日には千島近海へ移動する模様。
関東では引き続き北〜北東風が強く、特に茨城や千葉北ではクローズアウト 、ハードコンディションが続きそう。
ウネリと風をかわす場所にサーファーが集中する傾向となりそうだ。
湘南では低気圧からの東よりのウネリに反応する可能性がある。
但し、風に抑えられてしまい変化が出てもサイズダウンは早いと考えた方が良いだろう。
西日本では25日の金曜日の時点で東向きの場所は風の影響も加わってハードになっている。
週末は北西風が強まり、ウネリはまとまる傾向。
グッドコンディションも期待出来るが、サイズダウンは早そう。
今のところ、26日の土曜日が狙い目。
日本海では西の方を中心に北よりの風が強く、サイズアップする可能性はあるが、コンディションの乱れが気になることが予想される。
但し、低気圧や前線の動向次第で風がおさまる時間帯や場所もありそう。
(THE SURF NEWS編集部)