世界ではコロナ禍の中でも無観客のライブ配信オンリーや、オンラインなどのニューノーマル形式でコンテストが開催されているが、日本ではJPSAや国内のWQSが中止となり、日本のプロサーファー達はアスリートとして苦悩の日々が続いていた…。
そんな中、3月に延期が公表された五輪最終予選となる世界選手権『2021 ISAワールドサーフィンゲームス』通称WSGの男女1枠の出場権をかけた『第2回ジャパンオープンオブサーフィン』が10月31日(土)〜11月3日(火・文化の日)に東京五輪の会場でもある千葉の釣ヶ崎海岸、通称「志田下」で開催すると発表された。
このコンテストは一般社団法人日本サーフィン連盟(NSA)、一般社団法人日本プロサーフィン連盟(JPSA)が実行委員会を組織して開催され、優勝した男女1名が2021年5月にエルサルバドルで開催予定のWSGの出場権を得ることが出来る。
今回のエルサルバドルのWSGは東京五輪の選手選考2番目の優先順位となり、非常に重要なコンテスト。
最後の1枠をかけた国内トップの先鋭たちによる熾烈な戦いが予想される。
コンテストは新型コロナウイルス感染症拡大防止および出場選手を始め、競技役員・スタッフなどの感染予防の観点から、無観客で行われ、ヒートの全てがライブ中継で配信される予定。
(関係者をはじめ一般の方の会場への入場および観戦はできません)
また、コンテストを盛り上げる試みとしてサーフィン動画と写真をインスタグラムで募集して投票でナンバー1を決めるファン参加型オンラインサーフィンコンテスト「ジャパンオープンフィルムフェスティバル」も同時開催。
詳細は大会公式ホームページをチェック!
■大会概要
大会名称:第2回ジャパンオープンオブサーフィン
(英名:THE 2nd JAPAN OPEN OF SURFING)
開催期間:2020年10月31日(土)~3日(火・祝)
=4日間=
※10月31日と11月1日午前中まではトライアル強化合宿を行い、本大会出場枠を決定します。
※1日午後から競技開始を予定しています。
大会会場:千葉県一宮町 釣ヶ崎海岸
主催 :一般社団法人日本サーフィン連盟(NSA)
共催 :一般社団法人日本プロサーフィン連盟(JPSA)
主管 :ジャパンオープンオブサーフィン実行委員会
協賛 :アース製薬株式会社、株式会社マツモトキヨシ、
エイベックス株式会社、株式会社乃村工藝社、
ベイエフエム、朝日新聞社、デイリースポーツ
後援 :千葉県、一宮町、一宮町教育委員会、一宮町観光協会、海上保安庁
協力 :株式会社ハンディ、株式会社エイ出版社
出場選手:男子24名・女子24名
大会公式ホームページ: https://japanopenofsurfing.jp
■『2021 ISAワールドサーフィンゲームス』
(開催地:エルサルバドル、2021年5月8日~16日)
日本代表選手
(男子)五十嵐カノア、村上舜
(女子)都筑有夢路、松田詩野
※敬称略
※出場する男女各3名のうち、残る各1名の枠を本大会の優勝者が獲得。
(THE SURF NEWS編集部)