10月1日に発表された1か月予報によると全国的に気温は高く、東日本の太平洋側では降水量が平年並みか少なめになる模様。
なお、先週末は台風13号、日本が名付け親のクジラが発生したが、秋の空気を運ぶ偏西風が大きく南に蛇行して日本付近を東進した影響で日本に近づけずに東海上を北上。
長い間太平洋側にウネリを運び続けていた。
今週はフィリピンの東海上の低気圧が2(金)夜には熱帯低気圧に変わる模様だが、今のところ西へと反れる予想。
週末は寒冷前線が日本海から南下
週末は北の低気圧から延びる寒冷前線が日本海から南下する模様。
特に影響を受けやすいのは北日本と日本海で、東日本、西日本の太平洋側はしばらく続いている東よりのウネリが中心。
関東では千葉、茨城がサイズもあり、東よりの風の影響が目立ちながらも贅沢さえ言わなければ遊べる場所が多くなりそう。
4日の日曜日に関しては寒冷前線の動向次第で南よりの風に変わる可能性もあるので、茨城や千葉の風をかわす場所は狙い目。
湘南では2日の金曜日の時点でコシ〜ハラサイズがあるが、週末はサイズダウン傾向となり、スモールコンディションが予想される。
日中は風の影響も気になりそうなので、3日の土曜日の朝狙いが無難だろう。
西日本では南向きの場所が厳しいと予想される一方、国府の浜のような東向きの場所は小さいながら遊べるだけのサイズが残る可能性がある。
基本的にはロングやミッドレングス、フィッシュなどの浮力があるボードの方が楽しめそう。
日中は東よりの風が入りやすくなる見込みなので、早起きして海に向かいたい。
なお、今週末は大潮なので、太平洋側は潮見表を見て行動することをお忘れなく。
日本海では寒冷前線の影響などで南西風が強まる見込み。
特に秋田などの北部では風が強まりやすく、風波でサイズアップする可能性がある。
寒冷前線が通過する週明けは西高東低の気圧配置、西よりの風が非常に強まり、クローズアウトすることも予想される。
(THE SURF NEWS編集部)