オーストラリア東海岸縦断旅行。
ゴールドコーストからシドニー、クナラへドダイブダウン。数日後、そこからベルズへドライブダウン。行程は900キロずつぐらいあると思うので、総計2000キロ弱? 長いな。ま、座ってただけだけど。
いつもの年よりイースターが早いので、今年は3週間ぐらい早めのスケジュール。なのでトーキータウンはまだだいぶ暖かい。波もないけど、金曜、土曜にはいい波が約束されている感じなので、本日はレイデー。明日の木曜日も波が上がってくるのは午後遅くなので、おそらくレイデー。金曜日スタートだと思う。ミック引退イベントなので、いい波だといいね。250人からの招待客を集めて宴会場で開かれる引退パーティは明日の夜らしい。ケリーもハワイから駆け付ける予定。その足でマーガに出るのかどうかは不明。ケリーならミックのパーティだけのために来る可能性もあるし。そのぐらいあの人にとっての世界は狭い。驚異のフットワーク。
いつも私がベルズで泊まる家は、もう20年来の友人の家で、家主のアンジェラの弟ゾックはリップカール、クイックシルバー、チャネルアイランドと、ずっとサーフインダストリー畑を歩いている人。今はオーストラリアのチャネルアイランドの社長? だと思う。
で、昨夜アンジェラが発見した古い写真を見て、盛り上がった。その中の1枚がこれ。
一番手前の左右二人がチャネルアイランド社長夫婦、アンジェラの弟のゾックと妻モニーク。ゾックの後ろの金髪の子供が彼らの長女ジェイド。現在彼女は18歳で、3歳下の弟のニクソンが生まれる前の写真なので、15年ぐらい前の写真だろうか。
ジェイドの後ろが多分田中英義。最近も似たようなロン毛なので、面影があるかな、と思う。そこに寄り掛かるヒョロヒョロのキッズが何とコナー・オレアリー。このころはサーフィンのサの字も関係ない人生。帽子をかぶっているのは蛸優樹、その隣が仲野マサト、まーくん。隣が萩原水紀、そして柄沢明美、フィンバーのオレアリー夫妻。
写真を撮影しているのはアンジェラ。彼女の記憶によれば、この日みんなでジョハナ方面にサーフィンに行って、帰ってきてのディナーシーンとのこと。
その日、サーフィンをしないコナーは家でお留守番だったのだという。
人の運命というのはどこでどうなるのか本当にわからない。
プロサーファーだらけのこの写真の中で、唯一サーフィンをしていないコナーが今CTサーファーとして、チャネルアイランドのゾックにスポンサーされている。縁は異なもの味なもの、そんなことが起こる日が来るとは、この時誰も想像すらしていないのだ。
世界のトップシーンで活躍するために、子供のころからなるべく早く英才教育、となりがちだけど、それが必要不可欠なことではないことをこの写真が証明している。