常にサーファーの頭を悩ませるのが、サーフトリップ時の航空会社によるサーフボードの扱い。
オーバーサイズということで別料金がかかるのは仕方ないですが、なぜかサーフボードが輸送中に破損しても航空会社は免責となるとの書面にサインをしなければ預かってもらうことができません。
そこまでして預かってもらった末に、意図的でなければあり得ないほど破損しているケースもあったりと憂き目を見ることも。
そんな中、数少ないサーファーフレンドリーな航空会社がアラスカ航空で、昨シーズンに引き続き、「Swell Deals(スウェルディール)」というキャンペーンをスタートしました。
同キャンペーンは、ハワイ州とカリフォルニア州の往来を対象にしたもので、サーフシーズン中のオアフ島ノースショアにおいてサーフライン社による波予報のサイズに応じて割引が適用となります。
具体的な割引率は以下となります。
*0~3フィート:10%オフ
*4~6フィート:15%オフ
*7~12フィート:20%オフ
*13フィート~:30%オフ
ストライクミッションを行うビッグウェイブサーファーはエアチケットを直前に購入するため高額になりがちなので、非常にありがたいキャンペーンと言えますね。
気になるのは波予報のサイズは結構変動するので、どのようにサイズを決定するのかという点。
波予報自体はサーフラインが正午もしくは夕方5時頃に毎日更新し、予約時に予報されているサイズが適用となります。
もしも予約後にサイズダウンの予報に変わったとしても割引率に変動はなく、逆にサイズアップの予報に変わったら割引率を上げてくれるそうです。
ハワイのサーフシーズンを対象にしたキャンペーンと言うことで、キャンペーン期間終了は2021年2月10日とのこと。
離発着の対象となる空港は以下となります。
*ホノルル(HNL)
*コナ(KOA)
*カウアイ(LIH)
*マウイ(OGG)
*ロサンゼルス(LAX)
*オレンジカウンティ(SNA)
*サンディエゴ(SAN)
*サンタバーバラ(SBA)
*サンフランシスコ(SFO)
*バーバンク(BUR)
*モントレー(MRY)
*オークランド(OAK)
*オンタリオ(ONT)
*サンノゼ(SJC)
*サンルイスオビスポ(SBP)
*サンタローザ(STS)
スウェルディールというキャンペンだけでもアラスカ航空がサーファーフレンドリーであることが分かりますが、さらにサーファーに優しい対応を取っています。
その対応とは、アメリカの航空会社では一般的となっているサーフボードチャージを設定していないのです。
サーフボードもスーツケースなどといった荷物と同じ扱いとなっているので、サーファーならば積極的に利用したい航空会社ですね。
最後になりますが、同キャンペーンを利用する場合、アラスカ航空の専用ページからのアクセスが求められますので、下記リンク先からアクセスして下さい。
また、予約時には割引コードの入力が求められ、同コードは「BARRELED20」とサーファーを意識した「バレル」という言葉が入っているのにはニヤッとさせられます。
アラスカ航空「Swell Deals」:https://www.alaskaair.com/