世界的な経済誌Forbes(フォーブス)の日本版『Forbes JAPAN』の「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 JAPAN 2020(世界を変える30歳未満の30人)」に五十嵐カノアが選出。
プロサーファーでは初の選出となった。
「30 UNDER 30」(世界を変える30歳未満の30人)とは?
世界では2011年から、日本では2018年から始まり、今年で3回目となるこの「30 UNDER 30」は、Forbesが主に取り扱っている経済、ビジネスの世界だけではなく、アート、スポーツ、サイエンス、テクノロジー、教育、メディア、音楽、フードなど多様なカテゴリーから活躍する30人の30歳未満のイノベーターを選出している。
選考者は各界を牽引するフロントランナーを集めた委員会とForbes JAPAN編集部。
スポーツ界では2018年にボクシングの井上尚弥、陸上のサニブラウン・アブデル・ハキーム。
2019年にサッカーの久保建英、スノーボードの平野歩夢、NBAの八村塁が選ばれている。
2020年の受賞者
2020年の「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 JAPAN(世界を変える30歳未満)」はBUILDERS、SPOTLIGHTERS、LIBERATORSの3カテゴリー、9部門から30人を選出。
選出したのはForbes JAPAN編集部、委員会のメンバーは、為末大、Chim↑Pom、冨永 愛、HIKAKINなど様々なジャンルから選ばれた15名。
スペシャルアドバイザーに本田圭佑を迎えた。
五十嵐カノアは、「既存の枠に囚われずに前例のないことに挑戦し、新たな世界を構築していく者」を賞する“BUILDERS”のカテゴリーに選出。
その他、BUILDERSカテゴリには、災害時やインフラが整っていない場所でも水利用を可能とする「ポータブル水再生処理プラント」などを開発したWOTA代表取締役の前田瑶介などが選ばれている。
スポーツ界では他にテニス世界ランキング56位の西岡良仁、バスケットBリーグで史上最年少出場、最年少得点などリーグを盛り上げた河村勇輝が選ばれている。
日本のサーフィンの歴史を変えたカノアの活躍は、サーフィン業界だけではなく、もっと広い世界でイノベーターとして注目されている。
それは才能のみならず、努力の結晶でもあることを忘れてはいけない。
「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 JAPAN 2020」特設サイト
(空海)