11月1日から3日にかけて、東京五輪サーフィン会場の千葉県一宮町釣ヶ崎海岸で開催された『第2回 ジャパンオープンオブサーフィン』。大原洋人と前田マヒナが優勝し、来年5月にエルサルバドルで開催予定の五輪最終選考「ISAワールドサーフィンゲームス(WSG)」への出場権を獲得した。
昨年のWSGにも日本代表として出場した大原洋人と前田マヒナ。昨年は五輪内定の座を村上舜、松田詩野にそれぞれ譲ることとなったが、今回の優勝で再び五輪への道を繋いだ。
その二人の喜び溢れる優勝の瞬間を収録したハイライト映像が公開。決勝での大原洋人の逆転8.33ptスコアの瞬間、前田マヒナの連日の高スコアライディングも必見。
第2回ジャパンオープンオブサーフィン 男子ファイナルデー
グランドファイナルには、メインランドを1度も負けずに勝ち上がった稲葉玲王と大原洋人、リパチャージラウンドから勝ち上がった西優司と松原渚生が出場。
前半ノーライドのまま待ち続けた大原洋人が、残り11分でようやくテイクオフしライトの波で4.97。更に残り6分で再びライトの波を掴み、難易度の高い3マニューバーを組み込み8.33で逆転1位。見事優勝を手にした。
第2回ジャパンオープンオブサーフィン 女子ファイナルデー
グランドファイナルには、メインラウンドから前田マヒナと川合美乃里、リパチャージラウンドから松田詩野と野中美波が出場。
初日から高得点を出し好調だった前田マヒナが、決勝でも先攻の姿勢を崩さず開始直後にライトの波を掴み4マニューバーで5.67を得点し、そのまま逃げ切った。
Day2ハイライト
メインラウンド2~3と、敗者復活ラウンド1~3を実施。出場選手の約半数に絞られ、ファイナルデーに進出する男女各12名が決まった。
稲葉玲王、大原洋人、前田マヒナ、川合美乃里がトップでセミファイナル(メインラウンド4)進出。昨年女子1位の松田詩野や女子2位の中塩佳那はリパチャージで生き残った一方、男子3位の伊藤李安琉や2018年日本代表の黒川日菜子、橋本恋などが敗退した。
Day1ハイライト
男女共にラウンド1が行われ、男子24名、女子23名の選手が全て1ヒートずつ戦い、明日以降メインラウンドとリパチャージ(敗者復活)ラウンドを進む選手が決まった。この日のハイエストヒートスコアは前田マヒナの12.33。男子は大原洋人の11.00。
(THE SURF NEWS編集部)