2019年の12月、ホームのマウイ島・ジョーズで開催された『ジョーズ・ビッグウェーブ・チャンピオンシップ』で4度目の優勝を成し遂げた ビリー・ケンパー。
マウイ島出身のビッグウェーバーはイアン・ウォルシュ、カイ・レニー他、数多くいるが、コンテストの世界で一番成功しているのはビリーだろう。
ビリーは2020年の2月、世界中がパンデミックで身動きできなくなる直前にモロッコでルーク・デイビス、コア・スミス、ローカル・チャージャーのジェローム・サヒュンと共に巨大な波を追いかけ、ワイプアウト。
命に関わる大怪我を負った。
そんなビリーのドキュメンタリー、『BILLY』をWSLが制作。
6つのエピソードで2021年2月に公開される。
モロッコでの天国と地獄。
そして、復活。
ビリーの人生と情熱が凝縮された震えるような作品だ。
(空海)