一般サーファーには信じ難いJAWSやナザレなどのビッグウェーブの世界。
この究極のサーフィンに挑むサーファー達はただやみくもに挑戦している訳ではなく、日々激しいトレーニングを積んで来たるべき日に備えている。
それも多くのサーファーは生活の大半を犠牲にしてまでもビッグウェーブに人生を賭け、捧げているのだ。
そんなサーファーでも長年ビッグウェーブに挑戦を続けていると限界が来ると言う。
マウイ島を代表するサーファー、29歳のアルビー・レイヤーは『Jaws Challenge』で重度の脳震盪に見舞われた影響で今後5~10年を今までのようなペースで過ごすと慢性外傷性脳症や他の脳関連の合併症のリスクが非常に高くなると医師に診断された…。
確かにこの時の『Jaws Challenge』でのアルビーのチャージは異常で、もしメイクしていれば10ポイントもあり得た強烈なバレルインが話題になっていた。
コンテスト後のインタビューでも、ワイプアウトが多かったと話していた。
そんな彼の回復の道のりと最近の生活をフィーチャーした動画が公開された。
ビッグウェーブであると同時に革新的なエアーのパイオニアでもある彼はサーフィンを次のレベルに押し上げている世界最高峰のサーファーの一人でもある。
サーフィンに人生を賭け、捧げている彼は少しでもサーフィンを続けるためにパーティを控え、新鮮な魚や野菜を食べたり、ジムでのトレーニングに精を出したり、以前よりも健康に対する意識が高くなったそうだ。
(空海)