4月1日から開幕するCTオーストラリアレッグに向けてオーストラリア人以外のCT選手を乗せたWSLチャーター便がLAXからシドニー空港へ。
男女合わせて選手34名、家族46名、スタッフ21名。
合計101名のフライトの旅がYouTubeで公開された。
LAXからシドニー空港へは14時間15分。
もちろん、機内ではマスク着用が義務化されている。
14泊15日の自己隔離の様子
大量のサーフボードを抱えたツアー一行はシドニー空港に着いた後、14泊15日のホテルでの自己隔離に入った。
すでにInstagramでその様子をポストしている選手が多く、’ステイホーム’を少しでも快適に過ごすためにアイディアを練っている。
コートニー・コンローグはスケートボード、ストレッチ、クライミング、瞑想など狭い空間で可能なありとあらゆることをして’自己隔離チャンピオン’の異名を与えられた。
ワールドチャンピオンのイタロ・フェレイラは新たにスポンサーになったRedBullを飲んだ後、腕立てから逆立ちとパワーを持て余している様子。
そのほかにも、ブリッサ・ヘネシーはコンドミニアムのキッチンでデリバリーされた食べ物を加工したオリジナル料理を披露。
ルーキーのジャック・ロビンソンはインスタライブで髪の毛を剃り、ケリーやロペスのようなヨガのポーズを撮影。
弟クロスビーのワイルドカード出場が決定したグリフィン・コラピントはオーストラリアの’珍味’であるベジマイトを購入して自己隔離に備えたようだ…。
キャロライン・マークスが復帰
チャーター便搭乗前のPCR検査で陽性反応となったキャロライン・マークスだったが、再検査の結果、陰性と判定。
民間機でシドニー空港に飛び、すでにオーストラリア入りを果たしている。
そもそも搭乗前のPCR検査での陽性反応は微妙な判定だったそうで、その4日前のPCR検査で陰性反応だった後に自己隔離を行なっていたこともあり、再検査を要請。
WSLのプロトルコにより陽性反応が出た翌日から2日連続でPCR検査を受け、共に陰性反応と出た。
2019年のCTランキング2位でオリンピックのアメリカ代表でもあるキャロラインの参加はサーフィン業界にとっても明るいニュース。
キャロラインは他選手同様にシドニーのホテルで14日間の自己隔離を行い、開放前に公衆衛生当局のメディカルクリアランスを受ける。
(空海)