開催まで100日を切った東京オリンピックの追加種目として注目されているサーフィン、BMX、スケートボードの3つの種目で、「Red Bull」がサポートするアスリートを追ったドキュメンタリーシリーズ「POSSIBLE」がRed Bull TVで公開!
4月14日からスタートしたシーズン1は五十嵐カノアを始め、BMXの中村輪夢、スケートボードの四十住さくらが「POSSIBLE」=「可能」という題材を基本にそれぞれの目標に向かって進む様子が映像作品として公開されている。
日本代表の道を選んだ五十嵐カノア
Red Bullのシリーズでは「Beyond The Lines」などでいくつものVlogやドキュメンタリーに出演している五十嵐カノア。
今回はカノアだけではなく、父・勉さんも出演して日本代表として東京オリンピックに出場する意志や、侍だった祖先、勉さんとシークエンスの蛸操氏との歴史など今まで明かされていなかった話も聞くことができる。
両親がアメリカに渡ってから生まれたカノアは当たり前のようにサーフィンを始める。
ただ海に入るのが楽しかった子供時代から週末に大会に出るようになり、非凡な才能を発揮して10代にはプロに転向。
18歳には夢の舞台だったCTに入り、21歳にはキャリア4年目にしてCTで優勝を果たす。
表向きには才能と努力だけでこのキャリアを積み重ねてきたように見えるが、アメリカに住む日本人としての葛藤など多くの悩みを抱えてきた。
20歳の時、カノアはオリンピックを見据えてアメリカから日本代表に登録を変える。
そこには自分だけではなく、家族が日本代表となり、日本のサーファーが世界で対等に戦える道をひらくという意味も含まれているのだ。
すでにオリンピックの日本代表に決まっているカノア。
彼がここ日本で戦う姿を見る時、彼の日本に対する深い思いや、絆を思い出して欲しい。
そして、日本のアスリート達へ。
不可能なことはないんだ。
「これは日本でサーフィンを広める機会でもある。日本の子供たちに証明するんだ。日本人でも国を代表するサーファーとしてケリー・スレーターとも戦えるよってね」
(空海)