Photo: Agustin Elejalde

ウクライナサーフィン連盟が109番目のISA加盟国に

国際サーフィン連盟(ISA)は4月20日、ウクライナサーフィン連盟(USF)が109番目のISA加盟国となることを発表した。これにより、ウクライナは5月末からエルサルバドルで開催される五輪最終選考大会「ISAワールドサーフィンゲームス」に選手を派遣し、残り12枠(男性5枠、女性7枠)の出場権獲得を目指せることになる。

ウクライナはいわゆる海には面していないが、2019年にはウクライナの全国サーフィン選手権が開催されたアルカディアがある黒海沿岸のビーチや、その他国内に存在する無数の川や湖、そして国外において、十分にトレーニングできるという。
より多くの競技会開催や教育プログラムの実施、そして特に若者へのアピールを通じて、さらなるサーフィンとスタンドアップパドルの発展を期待している。

黒海で行われたウクライナ全国選手権  Photo: USF

USF会長のヴァシリー・コルディシュは「ISAファミリーの一員になれたことをとても嬉しく思います。海と一体となった志を同じくする人々の文化的運動としてだけでなく、根深い歴史を持つオリンピックスポーツとして、ウクライナでサーフィンを発展させるための重要なステップです。黒海沿岸とウクライナ国外でトレーニングを行うウクライナ人アスリートが国際大会に参加し、自国を誇らしげに代表する機会を得られたことをうれしく思います。このステップは、アスリートのスキルを向上させ、より多くの若い観客をサーフィンというスポーツと文化に引き付ける動機を与えると確信しています」と述べている。

(THE SURF NEWS編集部)

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